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ラ・ボルペ氏の分析 「メッシは重要な選手ではない」 「チームでサッカーをしていない」
元アルゼンチン代表GKで元メキシコ代表監督のリカルド・ラ・ボルペ氏のコロンビア戦分析と代表への苦言
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▲ 元メキシコ代表監督のリカルド・ラ・ボルペ氏もまたコロンビア戦のアルゼンチン代表を酷評した
現在はメキシコのトルーカを率いている67歳のラ・ボルペ氏は、コロンビア戦を分析した上で、メッシの重要性に疑問を投げかけた。
「メッシはしばしば中盤まで下がってボールをもらいに行っていたが、そこでボールを持ったところで相手は守備の人数が揃った状況だから、そこから一人で局面を打開するのは無理がある。彼がバルサでしているプレイとは根本的に異なるし、コロンビア戦を見た印象では、メッシは重要な選手ではない」
続けて、同氏は今の代表にチームとしての戦術がないと断言した。
「11人揃っても、ピッチに立っている全員がそれぞれの経験や技術をベースにして試合をしている。チームでサッカーをしていないし、パスワークも良くなかった」
「一昔前のアルゼンチン代表は、攻撃になればボールを持った選手の周りに3〜4人はいて、多彩な連携で相手を翻弄していた。今の代表にそれがないことに私は驚いている」
アルゼンチン代表に良くなってほしい想いがあるからこその苦言だが、ラ・ボルペ氏の声はメッシやスカローニ監督に届いただろうか。
◆ リカルド・ラ・ボルペ
- 本名:
- リカルド・アントニオ・ラ・ボルペ・クアルチョーニ
- 生年月日:
- 1952年2月6日生まれ(67歳)
- 出身:
- アルゼンチン(首都ブエノスアイレス)
- 身長:
- 188cm
- ポジション:
- ゴールキーパー
1971年にバンフィエールでデビューして、1975年にはサン・ロレンソへ移籍。1979年にメキシコへ渡り、1983年に31歳で現役を引退した。1978年に優勝した自国開催のワールドカップでは、控えキーパーとして世界一を経験している。引退と同時にメキシコで監督業を始めると、長年の実績が評価されて2002年からは4年間メキシコ代表監督を務めた。その後は母国アルゼンチンのクラブチームでも監督を務めたり、2010年にはコスタリカ代表も指揮したが、メキシコでの仕事が多く、2019年はトルーカで監督を務めている。愛称は「エル・ビゴトン(スペイン語で「ビッグマウス」)」。
2019.06.16
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