- Liga MX 2020 Clausuraメキシコ1部リーグ 2020 後期
リーガMX再開への道のりは遠く… トップリーグのチームの本拠地が7割以上のウイルス感染地帯に
メキシコのトップリーグ「Liga MX」が置かれている現在の環境とは
▲ 記者会見に臨むFMF(メキシコサッカー連盟)のヨン・デ・ルイス会長(左)とリーガMXのエンリケ・ボニージャ会長(右)
メキシコでは17日現在でCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染者数は約5万人近くに上り、感染死亡者数も5,100を突破している。前述の感染者数のうち、およそ3分の2がリーガMXのチームが本拠地とする都市に集中していることから、リーガMXは無観客試合での再開にすら踏み切れずにいるのだ。とりわけ、首都メキシコシティを筆頭に、トルーカ、ティフアナといった大都市圏での感染が目立ち、人口の密集する都市での感染が多い傾向は、他国と相違ないが、メキシコでは前述3都市での感染者数が国内の過半数に達している点を当局は憂慮している。
リーガMXのホームタウンにおける感染者数が国内での70%以上を占める上に、メキシコシティ、トルーカ、ティフアナでの合計感染者数が国内の過半数に達しているとなれば、リーガMXの再開は夢のまた夢となろう。
果たして、メヒコでの健全なサッカー再開はいつになるのか。
2020.05.15
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