
- Campeonato Gaúcho 2020カンピオナート・ガウーショ 2020

ポルト・アレグレで開催できなかった伝統のクラシコ“Gre-Nal(グレナウ)”はグレミオに軍配
カンピオナート・ガウーショ 2020 2nd.ターン 第4節 インテルナシオナウ 0-1 グレミオ

▲ 62分に先制ゴールを決めたジェアン・ピエーヒに駆け寄って祝福するグレミオのイレブン
3月15日以来、約4ヵ月ぶりの再開となった公式戦は、両チームのホームタウンであるポルト・アレグレの行政が公式戦開催を拒否した影響により、郊外のカシアス・ド・スウで開催されることになったクラシコ。インテルナシオナウは10分にアルゼンチン代表DFレンソ・サラビアのスルーパスでペナルティエリアの右側を上がった元アルゼンチン代表MFアンドレス・ダレッサンドロが低いクロスを上げたが、ボールは相手のクリアもあってファーサイドへ流れた。
グレミオは26分にジェアン・ピエーヒが、インテルナシオナウは29分にペルー代表FWパオロ・ゲレーロがそれぞれ直接フリーキックを放ったが、いずれもボールは枠を捉えられず。すると31分、グレミオはコーナーキックの場面でアルゼンチン代表DFワルテル・カンネマンがアルゼンチン人MFダミアン・ムストのチャージで転倒すると、主審はムストのファウルを取ってグレミオにPKを与えた。ところがこのPKをブラジル代表FWエベルトンが右足で蹴ったが、キーパーにコースを読み切られて先制とはならなかった。
後半、インテルナシオナウは53分にユースの各年代でブラジル代表に招集されたガブリエウ・ボスキーリャが左足で直接フリーキックを放ったが、キーパーのファインセーブに遭う。60分には左から中央にカットインしたエデニウソンが、ペナルティアーク付近で切り返して左足を振り抜いたが、ボールはポストをかすめて枠を捉えられなかった。
するとグレミオは62分、ジェアン・ピエーヒが右足で打ったフリーキックが壁のエデニウソンに当たってコースが変わると、弧を描いてゴールに吸い込まれて先制した。
勝ったグレミオはグループBの首位通過に大きく前進。敗れたインテルナシオナウも、グループAの首位はキープしている。
カンピオナート・ガウーショ 2020 2nd.ターン 第4節 (2020/07/22) | ||
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インテルナシオナウ | 0-1 | グレミオ |
マルセーロ・ロンバ | GK | バンデルレイ |
レンソ・サラビア ホドリーゴ・モレード ビクトル・クエスタ モイゼス (ゼ・ガブリエウ) |
DF |
ビクトル・フェーハス ペドロ・ジェロメウ ワルテル・カンネマン ギリェルミ・ゲージス |
ダミアン・ムスト (ホドリーゴ・リンドーゾ) エデニウソン ガブリエウ・ボスキーリャ (パトリッキ) マルコス・ギリェルミ (プラシェジス) アンドレス・ダレッサンドロ (ウィリアン・ポッチケル) |
MF |
マイコン (ダルラン) マテウス・エンリーキ ジェアン・ピエーヒ (タシアーノ) |
パオロ・ゲレーロ | FW |
アリソン (パウロ・ミランダ) ジエゴ・ソウザ (ペペ) エベルトン (ルシアーノ) |
ゴール | 62 ジェアン・ピエーヒ | |
ビクトル・クエスタ ダミアン・ムスト ホドリーゴ・リンドーゾ マルコス・ギリェルミ |
イエロー カード |
マテウス・エンリーキ ペペ |
エドゥアルド・コウデ | 監督 | ヘナット・ガウーショ |
主審: ダニエウ・ノブリ・ビンス 会場: エスタジオ・センテナリオ (カシアス・ド・スウ) |
2020.07.22
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