
- Campeonato Gaúcho 2024カンピオナート・ガウーショ 2024

身長159cmの愛すべきキャラ グレミオで着ているソテルドのユニフォームサイズは“子供用”
グレミスタのハートをつかんだベネズエラ代表FWジェフェルソン・ソテルドにまつわるエピソード

▲ 2024年はサントスからのレンタルでグレミオに活躍の場を移しているベネズエラ代表FWジェフェルソン・ソテルド(写真提供:Gremio Foot-ball Porto Alegrense)
ソテルドはカンピオナート・ガウーショの開幕戦でスタメンフル出場を果たすと、次の第2節サン・ジョゼ・ガウーショ戦では80分まで出場して1ゴール1アシストを含め3点に絡む活躍でチームの勝利に貢献。アレーナ・ド・グレミオで躍動したソテルドについては、指揮するヘナット・ガウーショ監督も同選手のポテンシャルを称賛している。
「ソテルドは小柄だが、知的な選手だ。直近の2試合でサポーターの支持を得ているし、彼のプレイぶりと知性からこうなることは予測できていた。相手の守備をこじ開けることに長けている。彼のプレイスタイルは私の好みだよ」
ヘナット・ガウーショ監督が褒めちぎるのもそのはず。ベネズエラ代表では10番を着けているソテルドだが、グレミオでは7番を着用。7番は同監督も現役時代に着けていた番号であり、グレミオの7番には特別な意味が含まれているのだ。
そんなソテルドは、グレミオで着ているユニフォームのサイズが「子供用」である事実を認めた。すると、24日に行われた試合ではスタンドで観戦していた少年が「自分の体格にも合う」と言ってスタジアム内に貼られたポスターのソテルドを指さし、「同じユニフォームが欲しい」と要望。このエピソードをおもしろがったソテルドは、その少年にユニフォームをプレゼントすると公言したという。
背が低くても、それを逆手に取ってサポーターとの距離を縮めているソテルド。グレミオは今年のリベルタドーレスにも出場予定で、身長159cmの才能が南米各国でも拝める可能性は高い。
◆ ジェフェルソン・ソテルド
- 本名:
- ジェフェルソン・フリオ・ソテルド・マルティネス
- 生年月日:
- 1997年6月30日生まれ()
- 出身:
- ベネズエラ(アカリグア)
- 身長:
- 159cm
- ポジション:
- ウイング、ミッドフィルダー
2013年にサモーラFCの下部組織からトップチームに昇格すると、2年目の2014-2015シーズンからは主力として活躍。2017年に加入したウアチパト、翌2018年に所属したウニベルシダー・デ・チレ(以上、チリ)でも活躍した。2019年からはサントス(ブラジル)で活躍し、2021年にはトロントFC(カナダ)でも主力として躍動した。2022年はティグレスUANL(メキシコ)に在籍して、2023年はサントス(ブラジル)に戻って自身は主力として活躍したものの、クラブのセリエB降格阻止の一助にはなれず。2024年はサントスからのレンタルでグレミオ(ブラジル)に加入。159cmと低身長だが、足元の技術が高く創造性にも溢れる知的なウインガー。ベネズエラ代表。
2024.01.25
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