
- Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

キングカズの古巣コリチーバに加入した40歳のベテラン アトレチコの退団理由は給与未払い
40歳の元ブラジル代表FWヒカルド・オリベイラがコリチーバに加入

▲ 40歳でコリチーバを新天地に決めた元ブラジル代表FWヒカルド・オリベイラ
ヒカルド・オリベイラは2018年からアトレチコ・ミネイロに所属し、活躍していたが、元アルゼンチン代表監督のホルヘ・サンパオリ氏がアトレチコの監督に就任すると、折り合いがつかず。7月30日には5ヵ月の給与支払い遅延を理由に、アトレチコを退団して無所属だった。アトレチコの退団以降は、家族と暮らしている自身の故郷サンパウロで自主トレに励んでいた。
ヒカルド・オリベイラが主張しているアトレチコ・ミネイロの未払い報酬は約370万ヘアウ(日本円で約7千万円)で、同選手はこれから未払い分の回収に着手するとしている。
コリチーバは1909年創立の名門で、1989年にはキングカズこと三浦知良が在籍・活躍したチーム。しかし近年はブラジレイロン・セリエAで残留争いを強いられることが多く、昇格組の今年は第12節終了現在で降格圏内の17位と苦戦していることから、ヒカルド・オリベイラの経験と得点力に期待が集まるのは必至だ。
◆ ヒカルド・オリベイラ
- 本名:
- ヒカルド・ジョゼ・ドギネッラ・リーマ・ジ・オリベイラ
- 生年月日:
- 1980年5月6日生まれ(40歳)
- 出身:
- ブラジル(サンパウロ州サンパウロ)
- 身長:
- 182cm
- ポジション:
- フォワード
2000年にポルトゥゲーザの下部組織から昇格すると、2003年にはサントスでも活躍。同年にはバレンシア(スペイン)へ移籍した。国外で目立った活躍をしたのはベティス(スペイン)、サラゴサ(スペイン)、アルジャジーラ(UAE)など。30代後半になった2015年からはサントスで3シーズンを過ごし、76ゴールを挙げる活躍で健在ぶりをアピールした。元ブラジル代表。
2020.10.01
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