Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

2月20〜22日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第37節。セアラー州の州都フォルタレーザで行われた「フォルタレーザ×バイーア」は、ブラジル代表MFホドリギーニョのハットトリックなどでバイーアが快勝した。

残留争いの渦中にあるチーム同士の対決は、敵地に乗り込んだバイーアが立ち上がりに先制。6分、ドリブルで右サイドをオーバーラップしたニノ・パライーバがペナルティエリア付近まで上がってクロスを上げると、ホドリギーニョが飛び上がってヘディングシュートを決めた。

フォルタレーザは10分にセットプレイから決定機を演出したが、フリーキックに合わせたパウロンの右足ボレーはクロスバーを直撃した。

後半、バイーアは立ち上がりの49分にカウンターからホナウドがペナルティエリアに入って右足を振り抜くも、シュートはファーサイドのポストを直撃。それでも61分、ニノ・パライーバが右サイドから上げたクロスに、ホドリギーニョが頭で合わせてリードを広げた。

さらにバイーアは、64分にホッシがペナルティエリアの右端でフェリッピにユニフォームを引っ張られて転倒すると、ファウルを犯したフェリッピの退場によってバイーアは数的有利に立つ。そしてホドリギーニョはPKをキーパーに弾き返されるも、セカンドボールを右足のハーフボレーでゴールに蹴り込んでハットトリックを達成した。

バイーアは78分にもカウンターからPKを獲得し、このPKはホッシが冷静に決めて 4-0 とした。

この勝利でバイーアは勝ち点を41に伸ばして、残留に大きく近づいた。一方完敗のフォルタレーザは、下位チームの動向によっては降格の可能性が高まる可能性もある。

カンピオナート・ブラジレイロ 2020　第37節　（2021/02/21）
フォルタレーザ	0-４	バイーア
フェリッピ・アウベス	GK	ドウグラス・フレイドリッチ
ガブリエウ・ジアス （チンガ） ファン・セバスティアン・キンテーロ パウロン ブルーノ・メロ	DF	ニノ・パライーバ エルナンド （ジュニーニョ） ルーカス・フォンセカ マテウス・バイーア
フェリッピ ジュニーニョ ルイス・エンリーキ （マリアーノ・バスケス）	MF	グレゴリ パトリッキ・ジ・ルッカ ホナウド
デイビッジ （ベルジソン） ウェウリントン・パウリスタ （ホナウジ） ホマリーニョ （オズバウド）	FW	ホッシ （チアゴ・アンドラージ） ジウベルト （ガブリエウ・ノバイス） （ダニエウ） ホドリギーニョ （ジュニーニョ・カピシャーバ）
	ゴール	06　ホドリギーニョ 61　ホドリギーニョ 65　ホドリギーニョ 79　ホッシ　（PK）
ルイス・エンリーキ ガブリエウ・ジアス マリアーノ・バスケス	イエロー カード	ホナウド マテウス・バイーア
フェリッピ	レッド カード
エンデルソン・モレイラ	監督	ダド・カバウカンチ
主審：　ルイス・フラービオ・ジ・オリベイラ 会場：　エスタジオ・ド・カステロン　（フォルタレーザ）