- Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022
1989年にはキングカズも所属・活躍した名門コリチーバが最終節を待たずにセリエA残留を決める
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第36節 コリチーバ 1-0 フラメンゴ
▲ 57分にPKを決めたアレフィ・マンガは舌を出しておどける(写真提供:Globoesporte)
勝てばセリエA残留が決まるコリチーバだが、5分にキーパーがバックパスの処理を誤り、あわやオウンゴールのピンチを自作自演してしまう一幕も。それでもリベルタドーレス出場権を得ていてブラジレイロンでも5位以内が確定しているフラメンゴは、主力の大半を温存して臨んだこともあり、コリチーバが徐々に試合の主導権を引き寄せていった。
後半、コリチーバは55分に右サイドから攻め込むと、ペナルティエリアでヘージスが元ブラジル代表MFジエゴのチャージを受けて転倒。この場面をVARのオンフィールドレビューで確認した主審はジエゴのファウルとジャッジして、コリチーバにPKを与えた。そしてこのPKをアレフィ・マンガが右足で決めて、57分に先制した。
コリチーバは76分にヘスス・トリンダーデが右足で直接フリーキックを放ったが、ボールはサイドネットへ。対するフラメンゴは最後までゴールネットを揺らせなかった。
1989年にはキングカズこと元日本代表FW三浦知良も所属し活躍した名門コリチーバは、2017年以降はブラジレイロンでセリエAとセリエBの降格・昇格を繰り返してきたが、2016年以来6年ぶりのセリエA残留を果たせた。
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第36節 (2022/11/06) | ||
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コリチーバ | 1-0 | フラメンゴ |
ガブリエウ | GK | ウーゴ・ソウザ |
ナタナエウ ジョン・チャンセロール ルシアーノ・カスタン ハファエウ・サントス |
DF |
マテウジーニョ (ホジネイ) ファブリッシオ・ブルーノ パブロ アイルトン・ルーカス |
ヘスス・トリンダーデ マティアス・ガラルサ (ファブリッシオ) ブルーノ・ゴメス (ウィリアン・ファリアス) ホビーニョ (ヘージス) |
MF |
ジョアン・ゴメス ジエゴ (マテウザン) アルトゥーロ・ビダル (エリック・プルガル ) マテウス・フランサ |
アレフィ・マンガ (エジージオ) マテウス・カドリーニ (レオ・ガマーリョ) |
FW |
マリーニョ エベルトン・セボリーニャ (マテウス・ゴンサウベス) |
(PK)アレフィ・マンガ 57 | ゴール | |
マティアス・ガラルサ マテウス・カドリーニ ヘージス レオ・ガマーリョ アレフィ・マンガ |
イエロー カード |
ジョアン・ゴメス マテウジーニョ マリーニョ |
グト・フェヘイラ | 監督 | ドリバウ・ジュニオール |
主審: ハファエウ・クラウス 会場: エスタジオ・コウト・ペレイラ (クリチーバ) |
2022.11.06
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