
- Liga 1 Betsson 2023リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2023

一筋縄ではいかない今年のペルー国内リーグ 開幕戦をボイコットしたクスコFCに不戦敗と罰金刑
2週遅れてやっと開幕したリーガ1(ペルー1部リーグ)の“開幕戦”で生じたペナルティ

▲ 試合前のエスタディオ・インカ・ガルシラッソ・デ・ラ・ベガ。クスコFCの選手は最後までピッチに姿を見せなかった(写真提供:DirecTV)
3日に開催予定だったのは「クスコFC vs スポルト・ワンカーヨ」で、クスコFC(旧名称:レアル・ガルシラッソ)のホームであるエスタディオ・インカ・ガルシラッソ・デ・ラ・ベガで行われる予定だった。ところが、クスコFCの選手やコーチらが試合開始時刻までにスタジアムに姿を見せなかった。
クスコFCの選手が試合を放棄した理由は、クスコFC側がテレビ放映権の問題を抱えていて、FPF(ペルーサッカー連盟)の方針に反対の立場を表明。この態度表明が規律違反と断罪されて、試合の開催を拒絶したクスコFCに不戦敗(結果は 0-3 扱い)となった。
試合当日、主審のヘスス・カルタヘーナ氏はキックオフ時刻から10分間クスコFCの選手の登場を待ったが、現れないため試合の没収を宣告。ペルーではサッカー関連の法律に「試合への出場を拒否した場合、不戦敗と罰金刑に処する。そして対戦相手への損害賠償も生じる」との条項があり、この規定に則りクスコFCは不戦敗となった。
だが、このような態度を示しているのはクスコFCだけではない。シエンシアーノ・デ・クスコ、FBCメルガル、デポルティーボ・ビナシオナルも4日の試合で不戦敗と罰金刑が科されていて、さらにアリアンサ・リマ、スポルト・ボーイス、デポルティーボ・ムニシパルなども似たような意思表示をしているため、没収試合が今後増えていく懸念もある。
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2023.02.03
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