
- Liga 1 Betsson 2023リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2023

サッカーができる状況にない? ペルーで収束しない反政府デモによる政情不安でリーガ1が開幕できず
ペルー国内の政情不安が原因で同国のトップリーグが2週連続で全試合延期に

▲ 昨年12月のペドロ・カスティージョ大統領の投獄を発端とするペルー国内のデモは、沈静化の様相を呈していない(写真提供:Composición LR)
ペルーでは昨年12月にペドロ・カスティージョ大統領が弾劾を阻止すべく議会の解散を試みたが失敗し、逆に解任・投獄されて、ディナ・ボルアルテ副大統領が大統領に“昇格”。すると前大統領の支持者(主に農民)による反政府デモが巻き起こり、1月24日までに少なくとも56人が死亡、100名近くの景観が負傷するという非常事態に陥った。
ボルアルテ大統領は懸命に「休戦」を呼びかけているものの、政情不安の原因はデモ隊にあると主張しているため、対立が続いているのが実情だ。この暴動は全国に波及し、道路が封鎖されたり、インフラに被害が出るなども確認されている。
国内がこの状況では、スポーツの開催は困難。1月21日に開幕予定だったリーガ1は、21〜23日に開催予定だった第1節が全試合延期になり、開幕日を27日にスライドしたが、27〜29日も試合を行える状況にならなかった。
LFP(ペループロサッカーリーグ)は公式声明で、次のように述べている。
「LFPは第2節の全試合延期を決定し、第3節も政情不安により全試合延期となる可能性があることを通知する」
「LFPは、ペルーのトップリーグを正常に運営できるよう、当局の協力を賜り、そして試合が安全な環境でできることを可能にするすべての条件が、一日も早く整うことを望んでいる。国の団結を待ちわびている、すべての選手とサポーターに平和を」
果たして、2023年のリーガ1はいつ開幕するのか。
2023.01.28
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 世界王者の世界王者によるワンサイドゲーム ハットトリックを達成したメッシは代表通算100ゴールも達成国際親善試合
- 後半の開始から出場したアレクシス・サンチェスの“実質”2ゴールでチリが逆転勝利国際親善試合
- 後手を踏んでも二度追いついたメキシコ 逆転勝利はならずもグループ首位通過で準決勝進出一番乗りコンカカフ・ネーションズリーグ 2022-2023
- ワールドカップ後初の親善試合で結果を出せなかった新生セレソン 元新潟のホニはスタメンも無得点国際親善試合
- ニクラス・フュルクルクの2ゴールでドイツが勝利 ペルーは劣勢を跳ね返せないまま次のモロッコ戦へ国際親善試合
- 世界王者の新たな船出 前半こそ決めきれなかったが後半に2点を奪って危なげなく勝利を収める国際親善試合
- アルゼンチン人のディエゴ・コッカ監督による新体制となったメキシコが順当に勝ってベスト4に王手コンカカフ・ネーションズリーグ 2022-2023
- ファンタジスタが再びピッチへ ビジャレアルが記念試合への出場を打診してリケルメ副会長は快諾ビジャレアル創設100周年記念
- Do you speak football? の日本語版が「サッカー本大賞2023」にノミネート! 今すぐ投票しよう!編集長も校閲担当した書籍のご案内
- 事実上の決勝戦となった最終節 終盤にゴールを重ねたブラジルがウルグアイを破って優勝U-20南米選手権 2023
- タタの後任もアルゼンチン人になりそう ビエルサ氏就任濃厚の報道から一転、ディエゴ・コッカ氏就任へメキシコ代表
- 一筋縄ではいかない今年のペルー国内リーグ 開幕戦をボイコットしたクスコFCに不戦敗と罰金刑リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2023
- リーガ1の開幕は2月3日に決定 政情不安は収束しきれておらず当面は無観客試合でスケジュールを消化へリーガ1 (ペルー1部リーグ) 2023
- 早ければ2023年にもトヨタカップが「インターコンチネンタル・スーパーカップ」として復活か?トヨタカップ復活計画