終了直前のワンプレイで先制点をもぎ取ったボタフォゴ PK戦も制して5年ぶり21度目の優勝
カンピオナート・カリオカ 2018 決勝 2nd.Leg バスコ・ダ・ガマ 0-1 (PK:3-4) ボタフォゴ

▲ PK戦を制して5年ぶりの優勝を果たしたボタフォゴ
1st.Leg を制しているバスコは、36分にファブリッシオがルイス・フェルナンドの足首をスパイクの裏で削ったとして、主審がファブリッシオにレッドカードを提示。バスコの面々は主審や副審に抗議したが、バスコは早くも数的不利に陥ってしまった。
それでもバスコは相手の攻撃をしのいで、後半のアディショナルタイムに突入。同点で終了ならバスコの優勝が決まるところだったが、パワープレイに転じたボタフォゴは92分に欲しかったゴールを奪った。最終ラインからのフィードをペナルティエリアでつないでキエーザがシュートを放ち、相手に当たったこぼれ球をジョエル・カルリが右足でゴールに沈めた。
90分を終えて、2試合合計は 3-3 となり、アウェイーゴル・ルールは適用されないため、このままPK戦に突入。2人目以外が決めたボタフォゴに対し、バスコは3人目と5人目がキーパーにコースを読みきられて試合終了。この瞬間、ボタフォゴの5年ぶり21度目の優勝が決まった。
カンピオナート・カリオカ 2018 決勝 2nd.Leg (2018/04/08) | ||
---|---|---|
バスコ・ダ・ガマ | 0-1 PK 3-4 |
ボタフォゴ |
マルティン・シルバ | GK | ガティート・フェルナンデス |
ハファエウ・ガリャルド (ウェルレイ) パウロン フリクソン・エラーソ ファブリッシオ |
DF |
マルシーニョ ジョエル・カルリ イーゴル・ハベーロ モイゼス (ジウソン) |
レアンドロ・デサバト エバンデール (アンドレス・リオス) イアゴ・ピカシュウ ワギネル エンリーキ |
MF |
マテウス・フェルナンデス マルセーロ (キエーザ) ヘナチーニョ ルイス・フェルナンド (ホドリーゴ・ピンポン) レオナルド・バレンシア |
ドゥビエル・リアスコス (ヒカルド) |
FW | ブレーネル |
ゴール | 90+4 ジョエル・カルリ | |
ワギネル ○ アンドレス・リオス ○ ウェルレイ × イアゴ・ピカシュウ ○ エンリーキ × |
PK |
○ ブレーネル × ホドリーゴ・ピンポン ○ ジウソン ○ マルシーニョ ○ ヘナチーニョ |
パウロン レアンドロ・デサバト ウェルレイ |
イエロー カード |
レオナルド・バレンシア マルセーロ ホドリーゴ・ピンポン |
ファブリッシオ | レッド カード |
レオナルド・バレンシア |
ゼ・ヒカルド | 監督 | アウベルト・バレンチン |
主審: ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2018.04.08
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