Campeonato Carioca 2023カンピオナート・カリオカ 2023

3月18〜19日に行われたカンピオナート・カリオカの準決勝 2nd.Leg。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われたクラシコ「バスコ・ダ・ガマ×フラメンゴ」は、ブラジル代表FWペドロの2ゴールなどでフラメンゴが勝利を収めた。

1st.Leg は 3-2 でフラメンゴが勝って迎えた2戦目。8分にペドロのミドルシュートで相手ゴールを脅かしたフラメンゴは、相手の反撃をしのぐと15分に先制。左サイドを上がったアイルトン・ルーカスはペナルティエリアに達したところでドリブルを阻まれたが、ペナルティエリアの手前にこぼれたルーズボールをペドロが右足でゴールネットに突き刺した。

バスコは28分、マヌエル・カパッソがコーナーキックに頭で合わせてゴールネットを揺らし、2試合合計スコアで再び1点差に詰め寄った。45分には左から折り返されたボールを元柏レイソルのペドロ・ハウーが左足で狙うも、シュートは枠を逸れて逆転はならなかった。

後半も激しい攻防は続き、フラメンゴは65分にウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータが右足で直接フリーキックを放ち、キーパーに阻まれるもチャンスメイク。対するバスコは69分にプーマ・ロドリゲスがポストをかすめる直接フリーキックを放って応戦した。

フラメンゴは79分に相手陣内でホドリーゴからボールを奪い取ったマテウス・フランサがドリブルでカウンターに転じると、ペナルティエリアに達したところでマヌエル・カパッソのスライディングを受けて転倒。このファウルで得たPKをペドロが決めて、勝ち越しに成功。さらに後半のアディショナルタイムには、ペドロの素早いリスタートで相手陣内を駆け上がったアイルトン・ルーカスが、腰を落としたキーパーの裏をかくループシュートを右足で決めて、勝利を決定づけた。

この結果、決勝は「フルミネンセ vs フラメンゴ」のクラシコとなった。

カンピオナート・カリオカ 2023　準決勝 2nd.Leg　（2023/03/19）
バスコ・ダ・ガマ	1-3	フラメンゴ
レオ・ジャルジン	GK	サントス
プーマ・ロドリゲス マヌエル・カパッソ レオ ルーカス・ピトン	DF	ファブリッシオ・ブルーノ ホドリーゴ・カイオ （ギジェルモ・バレーラ ） ダビ・ルイス
ホドリーゴ （ネネ） アンドレイ・サントス ジャイル （バホス）	MF	チアゴ・マイア ジェルソン （レオ・ペレイラ） エベルトン・セボリーニャ （アルトゥーロ・ビダル ） ジョルジアン・デ・アラスカエータ  （マテウス・フランサ） アイルトン・ルーカス
ガブリエウ・ペキ （エリッキ・マルクス） ペドロ・ハウー （エギナウド） アレックス・テイシェイラ （ルカ・オレジャーノ）	FW	ガブリエウ・バルボーザ （エベルトン・ヒベイロ） ペドロ
マヌエル・カパッソ　28	ゴール	15　ペドロ 81　ペドロ（PK） 90+1　アイルトン・ルーカス
ガブリエウ・ペキ アレックス・テイシェイラ ジャイル	イエロー カード	ジェルソン ファブリッシオ・ブルーノ ダビ・ルイス ギジェルモ・バレーラ
マウリシオ・バルビエーリ	監督	ビットル・ペレイラ
主審：　ブルーノ・アルレウ・ジ・アラウージョ 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）