- CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021
南米のクラブ王者を決める大一番まで1ヵ月 ウルグアイ政府は収容人数の75%まで観客動員を承認へ
CONMEBOL(南米サッカー連盟)の本部でリベルタドーレス決勝に関する調整会議を実施
▲ ひとつのボールをともに持って写真に収まるフラメンゴのホドウフォ・ランジン会長(左)とパウメイラスのマウリシオ・ガリオッチ会長(右)(写真提供:CONMEBOL)
パラグアイのルケにあるCONMEBOL本部で開かれた同会議には、CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長を初め、パウメイラスのマウリシオ・ガリオッチ会長とフラメンゴのホドウフォ・ランジン会長、ほかCBF会長、サンパウロ州とリオ・デ・ジャネイロ州のサッカー連盟会長らも参加。会議の冒頭で、ドミンゲス会長は決勝に臨む両クラブの会長を歓迎する挨拶を述べた。
「両会長、CONMEBOLの本部へようこそ。両チームは今年の頂点を決めるファイナリストです。一発勝負の決勝を開催するにあたり、意義深い意見交換ができることをうれしく思います」
この調整会議では、現在改装工事中のエスタディオ・センテナリオについても報告がなされ、CONMEBOLとAUF(ウルグアイサッカー協会)による共同出資でピッチの芝から照明設備、ロッカールーム、トイレなど諸々の刷新が順調に進んでいることも話題になった。
また、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染症対策をとっているウルグアイは、11月1日から15日間の隔離期間ありきで、ワクチン接種を2回済ませている人に限り国境を開放すると政府が表明。ウルグアイのフェルナンド・サンディン駐パラグアイ大使は、会議中にセンテナリオでの観客動員数について説明した。
「ウルグアイ政府は、屋外のスポーツイベントにおける観客数を、収容人数の50%から75%に上げることを決定しました。我が国でブラジルから“兄弟”を迎えられることを光栄に思い、グランドファイナルが成功するよう協力することを約束します」
ドミンゲス会長は27日の決勝が暴力なく平和裏に完了させることを提唱。来場者に向けて他者への敬意を忘れないよう求めた。これに対し、両クラブの会長は反暴力のコミットメント契約に署名して、協力を誓った。
「私は、センテナリオの内外で尊敬と友情が勝ることを望んでいます。素晴らしい試合が我々を待っています。サッカーのお祭りを楽しみましょう」とドミンゲス会長は締めくくった。
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2021.10.27
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