Selección Nacional de Uruguayウルグアイ代表

ウルグアイ代表はコパ・アメリカに向けて準備しているが、予備登録リスト40人の発表をオスカル・タバーレス監督は嫌がり、23人のメンバー発表も25日現在ではなされていない。期限の30日までに23人が発表される見込みだが、代表に招集されるとみられる数人の選手は、すでに代表で最初のトレーニングに参加している。

すでに代表チームでコンディションを高めているのは、下記の7人。

• DFディエゴ・ゴディン　（アトレティコ・マドリー）
• DFホセ・マリア・ヒメーネス　（アトレティコ・マドリー）
• MFフェデリコ・バルベルデ　（レアル・マドリー）
• FWマキシミリアーノ・ゴメス　（セルタ・デ・ビーゴ）
• FWショナタン・ロドリゲス　（クルス・アスル）
• GKマルティン・シルバ　（リベルター）
• FWガストン・ペレイロ　（PSVアイントホーフェン）

上記7名は、コパ・アメリカにも参戦することが確実視されている。そんな中で、タバーレス監督が記者会見で言い放った冗談が話題になった。

「ウルグアイ代表は何もしないだろう」

同監督が冗談を言った契機は、同監督の戦術を超守備的で面白みに欠けるなどとするジャーナリスト数人からの批判を受けての返答で、会場を笑いに包ませた上で、「サッカーの戦術についてあれこれ明かすのは好きではない」、「攻撃重視のチームとて、勝率は6割程度と決して褒められたものでもない」と続けた。

そして同監督は、現在右膝の関節を治療してリハビリ中のルイス・スアーレスについても言及。
「ルイスはきっとコパ・アメリカに間に合うと思うし、そうなると私は信じている。ルイスは国を代表することの意味を十分理解しているし、彼の存在が我々にとってどれほど重要かは今さら説明する必要もなかろう」

そして、コパ・アメリカへ連れていく23人について、同監督は含みを持たせる発言を残した。
「我々がこれまで残してきた事実は軽視するわけにいかないから、最終的なメンバーは3月に発表したときと大きく変わることはないだろう。そしてこれまで代表に呼ばれてこなかった選手を優先したいとは思わないのでね」

コパ・アメリカに出場する各国代表が23人のメンバーリストを、CONMEBOL（南米サッカー連盟）に提出する期限は5月30日。そこにルイス・スアーレスの名前はあるのか。そして、サプライズ選出は…？