Campeonato Uruguayo 2022ウルグアイ１部リーグ 2022

10月15〜17日に行われたウルグアイ1部リーグの後期 第14節。首都モンテビデオで行われた「セリート×ナシオナル・モンテビデオ」は、ナシオナルがリードを守りきって勝利を収めた。

前日までの試合でリーベル・プレート・モンテビデオとデポルティーボ・マルドナードがともに引き分けに終わったため、この日勝てば優勝が決まるナシオナルは、開始1分にアルフォンソ・トレッサが右サイドを上がってクロスを上げ、キーパーにキャッチされるも積極的な試合運びに出た。すると17分、ペナルティエリアへ送られたボールをディエゴ・サバーラが左足でゴール前に折り返すと、フランコ・ファグンデスが右足で合わせてゴールに押し込み先制した。

22分にはフランコ・ファグンデスのクロスにウルグアイ代表FWルイス・スアーレスが頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、直前にファウルがあったとしてノーゴールとなる。31分にはフランコ・ファグンデスが最終ラインの裏へ抜け出してループシュートを決めたが、オフサイドでまたもノーゴールとなった。

最下位vs首位の差は歴然で、前半だけでも首位ナシオナルは圧倒的に攻め込んだ一方、セリートのチャンスらしいチャンスは限られた。

エンドの替わった後半。ナシオナルは開始直後の46分にカウンターで相手陣内を上がったフェリペ・カルバージョが、ペナルティエリアで距離を詰めたキーパーが腰を落とした瞬間に、右足でボールを軽く浮かせるループシュートを決めてリードを広げた。

セリートは87分に味方のシュートのこぼれ球をミゲル・ビジョルドが右足でゴールに蹴り込んで1点差に詰め寄ったが、反撃が遅すぎた。

この結果ナシオナルは、最終節を待たずに後期リーグの首位が確定し、今年のトルネオ・インテルメディオに続く国内リーグのタイトルを手にした。

試合後には優勝セレモニーが行われ、今季限りで退団する予定のルイス・スアーレスはトロフィーを掲げてスタンドの歓声に応え、ピッチに招き入れた家族と笑顔で記念撮影を行うなど優勝の喜びに浸った。

ウルグアイ1部リーグ 2022 後期　第14節　（2022/10/17）
セリート	1-2	ナシオナル・モンテビデオ
ニコラス・ジェンティージョ	GK	セルヒオ・ロチェ
マティアス・ベラスケス カルロス・ピミエンタ ファビオ・サストレ （エドゥアルド・アセベード） マティアス・ソト （マキシミリアーノ・カルサーダ）	DF	ホセ・ルイス・ロドリゲス （レンソ・サンチェス） マティアス・ラボルダ レオナルド・コエーリョ  カミーロ・カンディド （クリスティアン・アルメイダ）
ウィリアン・キリヘンデル （フラビオ・スカローネ） フリアン・ペルーホ ミゲル・ビジョルド フランコ・マルティネス	MF	フェリペ・カルバージョ （ホアキン・トラサンテ） ディエゴ・サバーラ （アレックス・カストロ ） フランシスコ・ジネーラ アルフォンソ・トレッサ （レアンドロ・ロサーノ） フランコ・ファグンデス
ブルーノ・コレーア （ブランドン・バレーラ） エステバン・ダ・シルバ （オーウェン・ファルコニス）	FW	ルイス・スアーレス
ミゲル・ビジョルド　87	ゴール	17　フランコ・ファグンデス 46　フェリペ・カルバージョ
マティアス・ベラスケス フランコ・ファグンデス	イエロー カード	フランシスコ・ジネーラ カミーロ・カンディド
ロナール・マルセナーロ	監督	パブロ・レペット
主審：　グスターボ・テヘーラ 会場：　エスタディオ・センテナリオ　（モンテビデオ）