Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020

COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の影響でブラジルサッカー界が混乱の渦中にある中で、インテルナシオナウの幹部は2021年のブラジレイロンについて、年またぎになろうとも全日程の消化を主張している。

2020年のブラジレイロンの全日程消化を訴えているのは、インテルナシオナウのジョアン・パトリシオ副会長。同副会長は、ブラジレイロンについてCOVID-19による開幕延期が起きたとしても、第38節までの全試合を完全にやり遂げることへの重要性と熱意を示した。

「第38節までの全試合をやり遂げなければブラジレイロンではない。スポンサーやテレビ局との契約もあるし。もちろん、それを遂行するためには、あらゆる犠牲は避けられないかもしれない。クラブチームにとっては、そうした契約による収入は不可欠であり、もしもブラジレイロンがクリスマスや年末年始までずれ込むのならば、それでも最後まで実施したほうがいいだろう」

ラジオ・ガウーシャのインタビューに応じた同副会長の声明については、他のクラブ関係者も同意・同調の意向を示すとみられているが、現時点でCBF（ブラジルサッカー連盟）からはブラジレイロンの開催時期に関する声明は出されていない。