
- CONMEBOL Libertadores 2020コンメボル・リベルタドーレス 2020

元ブラジル代表FWヒバウド氏が古巣の優勝を予想 「2-1 でパウメイラスが勝つのではないか」
元ブラジル代表FWヒバウド氏が語ったリベルタドーレスの優勝予想や注目選手など

▲ パウメイラス時代の自身の写真を指さして笑顔をみせる元ブラジル代表FWヒバウド氏
現地メディアのインタビューに応じたヒバウド氏は、現役時代に所属したパウメイラスを有利とする見解を示した。
「今週末はリベルタドーレスの決勝があるね。戦術、技術、精神力に魂と総合的に上回ったほうがトロフィーを掲げることになるだろう。もっとも、個人的にはパウメイラスに特別な愛情があるが、どちらが強いかはわからない。強いて挙げるなら、パウメイラスを応援することになるかもね」
「パウメイラスは、(ポルトガル人の)アベル・フェレイラ監督の下、素晴らしいシーズンを過ごしていて、ブラジレイロン、コパ・ド・ブラジウ、そしてリベルタドーレスの三冠達成の可能性まで残っている。一方のサントスは、クラブの財政悪化という問題を抱えながらも、クッカ監督がとても良い方向にチームと選手を導いている」
「注目選手は、パウメイラスではルイス・アドリアーノ。サントスではマリーニョだね。二人ともすでに豊富な国際経験を有し、試合の流れを読む力も高いから、重要な場面で大きな仕事をする可能性があると思うよ。注目しておくといいだろう」
「結果を予想するのは非常に難しいが、2-1 でパウメイラスが勝つのではないか。二度目のリベルタドーレス優勝を果たすべく、良い試合をしてくれると信じているよ」
2002年には横浜でワールドカップのトロフィーを掲げたヒバウド氏の思いは、パウメイラスに届いているか。
◆ ヒバウド (リバウド)
- 本名:
- リバウド・ビットル・ボルバ・フェヘイラ
- 生年月日:
- 1972年4月19日生まれ(48歳)
- 出身:
- ブラジル(ペルナンブーコ州パウリスタ)
- 身長:
- 186cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー、フォワード (現役時代)
1990年に地元の名門サンタ・クルスの下部組織からトップチームに昇格して、1992年にはサンパウロ州のモジ・ミリンへ。そして1994年からはパウメイラスで主力として活躍し、1996年にはデポルティーボ・ラ・コルーニャ(スペイン)への加入で欧州へ渡った。キャリアのピークはバルセロナ(スペイン)時代で、主力がオランダ代表選手だらけだったルイ・ファン・ハール体制にトップ下で確固たる存在感を示した。2002年にはミラン(イタリア)に移り、2004年にはクルゼイロを経てパナシナイコス(ギリシャ)へ移籍。キャリアの晩年はウズベキスタンやアンゴラなどでもプレイし、2014年に現役引退。しかし、2015年にモジ・ミリンで1ヵ月だけ現役復帰した。元ブラジル代表。
※ 関連記事
2021.01.29
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- リベルタドーレスとスダメリカーナの決勝トーナメント1回戦ならびにプレイオフの対戦カードが決まるコンメボル・リベルタドーレス 2025
- 終了間際に決まったバイシクルシュートでラシンが首位通過 敗れたフォルタレーザも勝ち上がりコンメボル・リベルタドーレス 2025
- 引き分け以下だと敗退まであったフラメンゴが接戦を制して決勝トーナメント進出をたぐり寄せるコンメボル・リベルタドーレス 2025
- 逆転勝利を収めたインテルナシオナウがグループ首位通過 敗れたバイーアはスダメリカーナへコンメボル・リベルタドーレス 2025
- ナシオナル・モンテビデオが執念の勝利も最下位確定 アトレティコ・ナシオナルは2位で16強入りコンメボル・リベルタドーレス 2025
- ディフェンディングチャンピオンが意地の3連勝で勝ち上がり ウニベルシダー・デ・チレは無念…コンメボル・リベルタドーレス 2025
- クリスティアン・メディーナの2得点に絡む活躍で勝ったエストゥディアンテスがグループ首位通過コンメボル・リベルタドーレス 2025
- エル・モヌメンタルで圧巻のゴールラッシュを披露したリーベルが最終節を待たずに決勝トーナメント進出コンメボル・リベルタドーレス 2025
- 前半に猛攻を展開したフラメンゴ 相手に主導権を譲らず勝って決勝トーナメント進出に望みをつなぐコンメボル・リベルタドーレス 2025