Campeonato Uruguayo 2021ウルグアイ１部リーグ 2021

12月7日に行われたウルグアイ1部リーグ年間王者決定戦の準決勝。首都モンテビデオで行われた「プラーサ・コローニア × ペニャロール」は、延長戦を経ても決着がつかず、PK戦を制したペニャロールが制した。

2021年のウルグアイリーグは、アペルトゥーラ（前期）とクラウスーラ（後期）を終えてそれぞれの王者が、まず準決勝で対決。その勝者が年間合計勝ち点首位のチームと決勝戦で対戦するレギュレーションだが、年間合計勝ち点の首位が後期優勝と同じペニャロールであるため、プラーサ・コローニアが準決勝を制した場合のみ決勝が行われることになった。

試合は、プラーサ・コローニアが33分に先制。京都サンガやサガン鳥栖でも活躍した27歳のレンソ・ロペスが、右足でキーパーの逆を突くPKを冷静に決めた。

しかし、ペニャロールは40分に追いつく。センターライン付近からのロングフィードをウルグアイ代表FWアグスティン・アルバレス・マルティネスがペナルティアークでトラップせず左のスペースに送ると、ウルグアイ代表MFファクンド・トーレスが左足のインサイドキックでゴール隅に流し込んだ。

その後はペニャロールが押し込み、何度も決定機を演出。プラーサ・コローニアはレンソ・ロペスにボールを集めて何度か反撃に出たが、どちらも相手の堅い守備を崩しきれず。1-1 で突入した延長の前後半でも追加点は生まれなかったため、両者の命運はPK戦に委ねられた。

PK戦。ペニャロールは2人目のダミアン・ムストがキーパーに止められたが、プラーサ・コローニアは4人目のイボ・カジェーロスと9人目のエミーリオ・セバージョスがボールを浮かせてしまい決着した。

この結果、ペニャロールが勝って決勝進出となったが、年間合計勝ち点が首位のチームもペニャロールのため、決勝は行われずペニャロールが頂点に輝いた。ペニャロールの年間王者は2018年以来46度目。

ウルグアイ1部リーグ 2021　年間王者決定戦 準決勝　（2021/12/08）
プラーサ・コローニア	1-1 PK 7-8	ペニャロール
サンティアゴ・メレ	GK	ケビン・ダウソン
アイブラニ・ルイス・ディアス ギリェルミ・カフェー （エセキアス・レディン） ニコラス・オリベイラ	DF	ジオバンニ・ゴンサーレス カルロス・ロドリゲス （エセキエル・ブスケツ） ガリ・カヘルマチェル エドガル・エリサルデ
アルバロ・フェルナンデス （クリスティアン・ロドリゲス） イボ・カジェーロス レオナイ・ソウザ エミーリオ・セバージョス ゴンサーロ・カマルゴ （レアンドロ・スル）	MF	ヘスス・トリンダーデ （ダミアン・ムスト） ワルテル・ガルガーノ （ルベン・ベンタンクール） パブロ・セペリーニ （アルバレス・マルティネス・ワラセ） アグスティン・カノービオ ファクンド・トーレス （ニコラス・ガイタン）
ニコラス・ディブレ （ファン・クルス・マシア） レンソ・ロペス （エリーアス・ウメーレス）	FW	アグスティン・アルバレス・マルティネス
（PK）　レンソ・ロペス　33	ゴール	40　ファクンド・トーレス
ファン・クルス・マシア　○ アイブラニ・ルイス・ディアス　○ エリーアス・ウメーレス　○ イボ・カジェーロス　× レオナイ・ソウザ　○ レアンドロ・スル　○ エセキアス・レディン　○ ニコラス・オリベイラ　○ エミーリオ・セバージョス　×	PK	○　アグスティン・アルバレス・マルティネス ×　ダミアン・ムスト ○　アグスティン・カノービオ ○　ルベン・ベンタンクール ○　アルバレス・マルティネス・ワラセ ○　エセキエル・ブスケツ ○　エドガル・エリサルデ ○　ジオバンニ・ゴンサーレス ○　ニコラス・ガイタン
ニコラス・ディブレ ニコラス・オリベイラ	イエロー カード	ワルテル・ガルガーノ ファクンド・トーレス ダミアン・ムスト
エドゥアルド・エスピネル	監督	マウリシオ・ラリエーラ
主審：　ダニエル・フェドルクス 会場：　エスタディオ・センテナリオ　（モンテビデオ）