今、再び「10番」を。そしてワールドカップへ。
アトレチコ・ミネイロでプレイするホナウジーニョ・ガウーショの大いなる目標

▲昨年、アトレチコ・ミネイロで49番をつけていたホナウジーニョ・ガウーショ。今年は「10番」?
元ブラジル代表で現在アトレチコ・ミネイロに所属しているMFホナウジーニョ・ガウーショが、2013年の抱負を語った。
「今年がより良い1年になること。それは理想というか希望みたいなものだけど、何よりもアトレチカーノ(アトレチコ・ミネイロのサポーター)といっしょに喜べる試合をできるだけ多くやりたい。もちろん昨年より優れたパフォーマンスを見せるために準備しているから、サポーターのみんなは楽しみにしていてもらいたいね」
昨年、アトレチコ・ミネイロで背番号49をつけていたホナウジーニョだが、今年は背番号10に変更される可能性もあるという。この件について当の本人は次のように述べている。
「今年アトレチコの10番を背負うかどうかはまだわからない。でも10番をつけさせてもらえるとするなら素直に嬉しいね。バルサでもセレソンでもつけていたように慣れ親しんだ番号だし、やっぱり10番への思い入れは強いよ」
アトレチコ・ミネイロで49という背番号にした経緯については「アトレチコ・ミネイロに入団したときはギリェルミが10番をつけていたから」と語り、その上で49という数字が母親ミゲリーナの生年月日になぞらえてとったものであることも話してくれた。

▲2002年のワールドカップ日韓大会でのホナウジーニョ・ガウーショ。当時ルイス・フェリッピ・スコラーリ監督の下でこのときつけていた彼の背番号は「11番」だった。
「30代の今でも、セレソン(ブラジル代表)に対する思いは10代の頃と全く変わらない。現役である以上は常にセレソンでプレイすることが目標だし、今でも代表入りを目指しているから。幸い現監督のフェリポン(ルイス・フェリッピ・スコラーリ監督)は2002年のワールドカップで私を使ってくれた監督だし、その点は心強い。でもフェリポンが監督だからといって安易に代表に呼ばれるなどとは一切思ってないよ。今年アトレチコ・ミネイロで結果を残すのが前提だよね」
欧州の第一線からは退いたが、母国では全く色褪せていないテクニックとセンスで、先の「レイ・デ・アメリカ」(南米最優秀選手賞)でも12票を集めたホナウジーニョ・ガウーショ。32歳の彼は今、熱い思いを胸に秘めて再び大舞台への返り咲きを目指している。
最後に、フラメンゴを退団して再びロシアに移籍することとなったバギネル・ラブについてもコメントを寄せた。
「優れた才能の持ち主だし、彼のような素晴らしいストライカーはどのクラブも欲しがるはず。CSKAモスクワに戻るみたいだけど、バギネルなら再びロシアで活躍すると信じているよ。昔からの親友だしね」
2013.01.14
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