Campeonato Brasileiro Serie A 2024ブラジル全国選手権 1部 2024

CBF（ブラジルサッカー連盟）は22日、国内南部で発生した浸水被害の影響で延期していたブラジレイロン（カンピオナート・ブラジレイロ）の第7節と第8節を6月上旬に開催することを決定した。

【関連記事】15クラブと連盟からの要請を受けてCBFが決定　ブラジレイロンの第7節と第8節は来月以降に順延へ

リオ・グランジ・ド・スウ州で発生した大規模な洪水・浸水被害により延期しているブラジレイロンが、6月1日から再開されることになった。

ブラジレイロンは4月末の第4節まではスケジュール通り開催されていたが、5月頭に発生した同州の豪雨とそれに伴う大洪水によりエスタジオ・ベイラ・リオ、アレーナ・ド・グレミオなどポルト・アレグレのスタジアムが浸水。ピッチは芝が激しく損傷してしまった上に、グレミオとインテルナシオナウの練習場までもが使用不可の深刻な事態に陥った。その結果、グレミオとインテルナシオナウの対戦カードは第5節以降開催できずにいる。

先日、同州のサッカー連盟やグレミオ、ボタフォゴら15クラブの要請を受けてCBF（ブラジルサッカー連盟）は、第7節以降の全試合延期を発表。だがその後調整がなされて、6月1日から全試合を再開する運びとなった。

ただし、グレミオとインテルナシオナウのホームスタジアムは依然として公式戦の開催ができない状況にあるため、それぞれの試合は近隣の州（サンタ・カタリーナ州やパラナー州）などで開催される予定だ。

なお、リベルタドーレスやリベルタドーレスでも延期になっているグレミオとインテルナシオナウの試合についても、ホームではない別のスタジアムで開催される予定になっている。エスタジオ・ベイラ・リオ、アレーナ・ド・グレミオの復旧には相当な日数を要するとみられる。