弱体化が危惧されるブラジレイロン王者の補強 元コリンチャンスのパウロ・アンドレを獲得
クルゼイロがDFパウロ・アンドレとMFウィリアンスの獲得を発表
▲ クルゼイロへの移籍が決まったDFパウロ・アンドレ(写真はコリンチャンスで活躍していた2013年5月16日のときのもの)
パウロ・アンドレは1983年生まれの31歳。1998年にサンパウロの下部組織へ入団し、ユース時代に何度か移籍すると、2004年にグアラニーの下部組織からトップチームに昇格した。2005年にアトレチコ・パラナエンセへ移籍すると、翌2006年にはル・マン(フランス)へ移籍した。2009年からは約5年間コリンチャンス不動のセンターバックとして活躍した。
ウィリアンスは1986年生まれの29歳。2007年にサント・アンドレの下部組織からトップへ昇格すると、209年からはフラメンゴで活躍。その活躍が認められて2012年にはウディネーゼ(イタリア)でプレイした時期もあったが、ほどなくしてブラジルへ戻っている。2013年からはインテルナシオナウで中盤を支えてきた。
クルゼイロのスポーツマネージャーであるバウジール・バルボーザ氏は、2人の獲得について次のように説明してる。
「ここ数日で事態が動いた。我々は多くの主力を放出したが、それを補うための戦略は練ってきた。今回獲得した二人(パウロ・アンドレとウィリアンス)は、確実な戦力アップとなる」
2年前にコリンチャンスの一員としてリベルタドーレスに臨んだ過去を持つDFパウロ・アンドレは、リベルタドーレスに再び出場できることについて「一時は諦めかけていたリベルタドーレス優勝の夢に、再びチャレンジできるなんて幸せだよ」と述べ、クルゼイロ入団の喜びを口にした。
そしてパウロ・アンドレと同時に入団会見を行ったMFウィリアンスは、「私の強みは攻撃の起点となる相手選手を徹底マークして潰すこと。リベルタドーレスでも自分の強みを生かしたい」と意気込みを語っている。
1976年、1997年に続く18年ぶりのリベルタドーレス優勝を目指すクルゼイロにとって、この2人の加入は心強い。
2015.02.10
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