
- Campeonato Brasileiro Serie A 2018ブラジル全国選手権 1部 2018

昨年シャペコエンセの復興に尽力したヘイナウドが2得点 サンパウロがクラシコを制し2位堅守
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第14節 サンパウロ 3-1 コリンチャンス

▲ 58,624人もの大観衆で埋まったモルンビーのスタンドで巨大な横断幕を掲げるサンパウリーノ
“クラシコ・マジェストーゾ”と呼ばれる伝統のクラシコには、58,624人もの観衆がモルンビーに詰めかけた。サンパウロはキックオフと同時に前がかりに攻め込み、1分にロングスローから攻撃の口火を切ると、3分にはジエゴ・ソウザがペナルティアークでシュート。13分にはウジソンがミドルシュートを打つなど、何度も相手ゴールに襲いかかった。
対するコリンチャンスは19分にチャンスメイクしたが、ジョナタスのボレーシュートは枠に飛ばない。その後も互いにチャンスを生かせず、0-0 でハーフタイムを迎えた。
後半、コリンチャンスは49分にマルキーニョス・ガブリエウが左足でシュートを打ったが、ボールは枠を捉えられない。対するサンパウロは、55分にアンデルソン・マルチンスがコーナーキックに合わせたヘディングシュートが、ゴール左隅に吸い込まれて先制した。

▲ 先制点を決めたアンデルソン・マルチンス(左から二人目)とともに歓喜の輪を形成するジエゴ・ソウザ(9番)らサンパウロのイレブン
2点差にして勢いを増したサンパウロは、74分にジエゴ・ソウザがクロスバー直撃の直接フリーキックを蹴って、スタンドの歓声とため息を誘った。すると81分、コーナーキックのこぼれ球を拾うと、ヘイナウドが左足を振り抜いて放ったシュートがキーパーの右脇腹をすり抜けてゴールネットに突き刺さった。
3点差にされたコリンチャンスは、後半のアディショナルタイムに入ってすぐ1点を返したが、時すでに遅し。クラシコを制したサンパウロは、首位フラメンゴから離されない勝ち点1差で2位をキープしている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第14節 (2018/07/21) | ||
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サンパウロ | 3-1 | コリンチャンス |
ジェアン | GK | カッシオ |
エデル・ミリタン ロベール・アルボレーダ アンデルソン・マルチンス エジマール (ルアン) |
DF |
ファギネル ペドロ・エンリーキ (レオ・サントス) エンリーキ ダニーロ・アベラル |
ウジソン (ルーカス・フェルナンデス) リジエーロ ネネ (カルネイロ) ヘイナウド ジョアオ・ロハス |
MF |
ガブリエウ ヘネ・ジュニオール (ジャジソン) ホドリギーニョ マルキーニョス・ガブリエウ (クレイソン) アンヘル・ロメーロ |
ジエゴ・ソウザ | FW | ジョナタス |
アンデルソン・マルチンス 55 ヘイナウド 69 ヘイナウド 81 |
ゴール | 90 ジョナタス |
ルアン | イエロー カード |
ホドリギーニョ アンヘル・ロメーロ カッシオ ペドロ・エンリーキ エンリーキ ガブリエウ ファギネル |
ディエゴ・アギーレ | 監督 | オズマール・ロス |
主審: マルセーロ・ジ・リーマ・エンリーキ 会場: エスタジオ・ド・モルンビー (サンパウロ) |
2018.07.21
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