- Campeonato Brasileiro Serie A 2018ブラジル全国選手権 1部 2018
グレミオが逆転勝利で4位に浮上 今季2敗目を喫したサンパウロの首位浮上はお預け
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第15節 グレミオ 2-1 サンパウロ
▲ 3分に先制のゴールを決めて駆け出すブラジル代表FWジエゴ・ソウザ
6万人以上の収容力を誇るスタジアムには21,800人ほどしか入らず、空席の目立った試合は、立ち上がりにサンパウロが先制。3分、セットプレイから生まれたセカンドボールをエベルトンが前線に送り返すと、ペドロ・ジェロメウがペナルティエリアで目測を誤りボールを後逸。前線に残っていたロベール・アルボレーダが即座に反応してキーパーを引きつけて中央に折り返すと、ジエゴ・ソウザが右足でゴールに押し込んだ。
相手の猛攻を堅い守備でしのいだサンパウロは前半の終了間際にもビッグチャンスを作ったが、キーパーを引きつけたジエゴ・ソウザのラストパスに合わせたネネの左足ハーフボレーは、ワルテル・カンネマンが身を挺してブロック。するとピンチを切り抜けたグレミオは、前半のアディショナルタイムに左サイドを上がったエベルトンがフェイントでエデル・ミリタンを二度翻弄して右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
▲ 2ゴールを決めたエベルトン(左)を笑顔で祝福するルアン(右)
エベルトンは72分にも右足でゴールネットを揺らしたが、ジャエウからのパスが出た時点でエベルトンがオフサイドポジションにいたため、同選手のハットトリックは幻に。さらに85分にはカウンターからジャエウがシュートを打つも、こちらはキーパーが両手で弾き返した。
逆転勝利を収めたグレミオは4位に浮上した一方、勝てば首位に浮上できたサンパウロは逆転負けで2位のまま。試合後、先制点を決めたジエゴ・ソウザは「グレミオはハイレベルなチームで、我々は勝つための試合運びができなかった。とても難しい試合だったし、強いチームと敵地で戦うのは大変なことだ」と振り返った。
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第15節 (2018/07/26) | ||
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グレミオ | 2-1 | サンパウロ |
マルセーロ・グローイ | GK | シドン |
レオナルド (タシアーノ) ペドロ・ジェロメウ ワルテル・カンネマン マルセーロ・オリベイラ |
DF |
エデル・ミリタン ロベール・アルボレーダ アンデルソン・マルチンス ヘイナウド (ブレーネル) |
マイコン (ジャイウソン) シッセロ ハミーロ ルアン (マリーニョ) エベルトン |
MF |
ウジソン リジエーロ ネネ (カルネイロ) ジョアオ・ロハス (ルーカス・フェルナンデス) エベルトン |
ジャエウ | FW | ジエゴ・ソウザ |
エベルトン 45+2 エベルトン 60 |
ゴール | 03 ジエゴ・ソウザ |
ウジソン ロベール・アルボレーダ エデル・ミリタン ジョアオ・ロハス エベルトン |
イエロー カード |
レオナルド ワルテル・カンネマン シッセロ ハミーロ |
ヘナット・ガウーショ | 監督 | ディエゴ・アギーレ |
主審: グラジアーニ・マシエウ・ホッシャ 会場: アレーナ・ド・グレミオ (ポルト・アレグレ) |
2018.07.26
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