
- Copa do Brasil 2018コパ・ド・ブラジウ 2018

元ベガルタ仙台のチアゴ・ネービスが絶好調 ホームで先勝したクルゼイロは連覇に王手
コパ・ド・ブラジウ 2018 決勝 1st.Leg クルゼイロ 1-0 コリンチャンス

▲ 試合前には花火などの演出が盛大になされたエスタジオ・ド・ミネイロン
優勝チームには2019年のリベルタドーレス出場権が与えられる、国内カップ戦の大一番とあって、試合開始前のミネイロンはピッチサイドやスタジアムの上空で花火が上がるなど、お祭りムードが演出された。
クルゼイロは18分にチアゴ・ネービスがペナルティエリアの外から左足を振り抜くと、キーパーが弾いたボールをホビーニョが右サイドで拾ってクロス。エルナン・バルコスがおとりになってチアゴ・ネービスがヘディングで合わせたが、シュートはわずかに浮いてしまった。チアゴ・ネービスは34分にもペナルティアークの手前から、今度は利き足でない右足でミドルシュートを打つ。ボールはポストを直撃してスタンドのため息を誘ったが、この日のチアゴ・ネービスはゴールを狙う姿勢を前面に出していた。

▲ 前半のアディショナルタイムに先制のゴールを決めて駆け出す元ブラジル代表MFチアゴ・ネービス(右)
後半も主導権はクルゼイロが掌握し、62分にはホビーニョのアーリークロスを元アルゼンチン代表FWエルナン・バルコスがヘディングシュート。飛び上がらずファーサイドのゴールネットを狙って打ったヘディングシュートだったが、狙いすぎたのかボールは枠を逸れていった。74分にはチアゴ・ネービスの間接フリーキックにデデが頭で合わせたが、またもボールは枠を捉えられなかった。
コリンチャンスは後半のアディショナルタイムにアラオスが二度目の警告で退場になり、アラオスは 2nd.Leg に出場できなくなった。
2nd.Leg は次週、10月17日にサンパウロで行われる。
コパ・ド・ブラジウ 2018 決勝 1st.Leg (2018/10/10) | ||
---|---|---|
クルゼイロ | 1-0 | コリンチャンス |
ファービオ | GK | カッシオ |
エジウソン デデ レオ エジージオ |
DF |
ファギネル レオ・サントス エンリーキ ダニーロ・アベラル |
アリエル・カブラル エンリーキ ホビーニョ チアゴ・ネービス (デイビッジ) ハフィーニャ (ハファエウ・ソービス) |
MF |
ガブリエウ ハウフィ ジャジソン (エメルソン) マテウス・ビタウ (アラオス) クレイソン (ペドリーニョ) |
エルナン・バルコス (ハニエウ) |
FW | アンヘル・ロメーロ |
チアゴ・ネービス 45+1 | ゴール | |
エンリーキ エジージオ チアゴ・ネービス |
イエロー カード |
レオ・サントス ジャジソン アラオス |
レッド カード |
アラオス | |
マノ・メネーゼス | 監督 | ジャイル・ベントゥーラ |
主審: アンデルソン・ダロンコ 会場: エスタジオ・ド・ミネイロン (ベロ・オリゾンチ) |
2018.10.10
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- コパ・ド・ブラジウ初優勝を機に上昇ムードのサンパウロ カレーリの2ゴールでクラシコを制すカンピオナート・ブラジレイロ 2023
- 先制を許してもすぐに追いついたサンパウロ 同点のままタイムアップを迎えて念願の初優勝コパ・ド・ブラジウ 2023
- 「ブラジルサッカー界は教育不足」 コリンチャンス&フラメンゴの元監督が述べた真意とはカンピオナート・ブラジレイロ 2023
- 34歳の元スペイン代表FWジエゴ・コスタが2ゴール 快勝したボタフォゴは首位独走態勢を堅持カンピオナート・ブラジレイロ 2023
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部
- 1994年大会のMVPもCBFを批判 「アンチェロッティは偉大な監督の一人。すぐ就任するなら大歓迎」ブラジル代表
- ビラ・ベウミーロでまた暴動発生 終了間際に爆発物が投下されて強制終了 サントスへの制裁は不可避かカンピオナート・ブラジレイロ 2023
- ミネイロンの惨劇以来9年ぶりに4失点以上を喫したセレソン 監督人事にも拍車が掛かりそうな逆転負け国際親善試合
- ブラジルで湧き上がったアンチェロッティ氏監督就任報道 名物実況アナは契約を巡るCBFの決定に激怒ブラジル代表