- Campeonato Brasileiro Serie A 2020ブラジル全国選手権 1部 2020
逆転するも勝ちきれなかったインテルナシオナウ 勝ち点3こそ取りこぼすも首位の座は守る
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第8節 インテルナシオナウ 2-2 バイーア
▲ 67分に逆転のPKを決めた元アルビレックス新潟のチアゴ・ガリャルド
先制したのはバイーアで、19分に相手陣内でのインターセプトからダニエウがホドリギーニョへパスを出すと、ペナルティエリアに達したホドリギーニョはフェイントで左足に持ち替えたボールをゴールに流し込んだ。
だがインテルナシオナウは27分、右サイドに開いた元アルビレックス新潟のチアゴ・ガリャルドのクロスにパトリッキが頭で合わせて 1-1 とした。
追いつかれたバイーアは41分にスルーパスで相手陣内を突進したジウベルトがペナルティアークからシュートを決めたが、スルーパスが出た時点でジウベルトがオフサイドだっためノーゴールとなった。対するインテルナシオナウは44分に左サイドからのアーリークロスにチアゴ・ガリャルドがジャンピングボレーで合わせゴールネットを揺らすも、こちらもチアゴ・ガリャルドのオフサイドでノーゴールとなった。
▲ 試合終了間際に値千金のPKを決めたクレイソン
インテルナシオナウには突き放すチャンスがあったが、80分にペグロウがペナルティアークで振り抜いた右足のシュートは、ポストをかすめて枠を逸れた。すると、1点のビハインドで持ちこたえたバイーアは、92分にホッシがペナルティエリアの手前で倒されてフリーキックを得た。ところがフリーキックの準備中に、主審はVARに呼ばれて映像確認を行う。するとホッシが倒される直前にペナルティエリアでエウベルがホジネイに押し倒されていたことがわかり、主審はフリーキックでなくPKにジャッジを変更した。そしてこのPKをクレイソンが決めて、土壇場で追いついた。
インテルナシオナウは勝ち損ねたが、首位の座を守った。一方、バイーアは今季3度目の引き分けで12位に位置している。
カンピオナート・ブラジレイロ 2020 第8節 (2020/09/06) | ||
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インテルナシオナウ | 2-2 | バイーア |
マルセーロ・ロンバ | GK | マテウス・クラウス |
レンソ・サラビア ゼ・ガブリエウ ビクトル・クエスタ ウエンデウ (ホジネイ) |
DF |
ニノ・パライーバ エルナンド ジュニーニョ ジュニーニョ・カピシャーバ |
エデニウソン ジョニー (ホドリーゴ・モレード) ガブリエウ・ボスキーリャ (マルコス・ギリェルミ) アンドレス・ダレッサンドロ (ペグロウ) パトリッキ (アベル・エルナンデス) |
MF |
グレゴリ ホナウド (エジソン) ダニエウ (ホッシ) ホドリギーニョ (フェジン) |
チアゴ・ガリャルド | FW |
エウベル ジウベルト (クレイソン) |
パトリッキ 27 (PK) チアゴ・ガリャルド 67 |
ゴール |
19 ホドリギーニョ 90+6 クレイソン (PK) |
ゼ・ガブリエウ ホジネイ |
イエロー カード |
グレゴリ ホナウド ニノ・パライーバ |
エドゥアルド・コウデ | 監督 | クラウジオ・プラーテス |
主審: ブラウリオ・ダ・シウバ・マシャード 会場: エスタジオ・ベイラ・リオ (ポルト・アレグレ) |
2020.09.06
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