Campeonato Paulista 2022カンピオナート・パウリスタ 2022

デイベルソンがまた問題行動 アンガーマネジメントをしない30歳に監督もクラブも匙(さじ)を投げる

パウメイラスのデイベルソンが試合中の判定を巡って主審に暴言を吐き退場処分となる
▲ 試合中にデイベルソンが主審に詰め寄って大声で暴言を吐いた場面(写真提供:SporTV)
かつてポルトガルやスペインでも活躍した30歳のデイベルソンが、パウメイラスでまた問題行動を起こした。同選手の素行には周囲からも批判の声が挙がっている。

デイベルソンの素行が物議を醸したのは、20日に行われたカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)のレッドブル・ブラガンチーノ戦でのこと。81分に同点のPKを決めたデイベルソンは、その2分後に主審への暴言でレッドカードを受けピッチを去った。

デイベルソンが怒ったのは、自分へのチャージで主審がファウルを取らず、その直後に離れた場所で発生したパウメイラスの選手によるチャージには笛を吹いたこと。そこに怒りを爆発させたデイベルソンは笛が鳴った途端、両手を振り上げて主審に近寄ると、主審に顔を近づけて暴言を浴びせた。暴言を吐かれた主審はイエローカードを上げようとしたものの、お尻のポケットからレッドカードを取り出してデイベルソンに提示した。

試合後の報告書には、次のように書かれてあった。

「ファウルで笛を吹くと、非常に無礼な方法で彼(デイベルソン)は私に話しかけて、顔を近づけて大声で暴言を吐いた。選手のこうした態度により、私は試合中に軽蔑され、恥ずかしい思いをしたことを報告する」

かくして、デイベルソンは23日に行われる準々決勝は出場停止となったが、同選手の処遇はそれに留まらない。試合後の記者会見でパウメイラスのアベル・フェレイラ監督は、同選手の“幼さ”に苦言を呈した。

「彼(デイベルソン)はもう子どもではない。我々は、彼が私とチームの力になってくれると理解したから戦列に戻した。クラブに(他の選手を補強するだけの)お金がない事情もあるが。試合でPKをきちんと決めたことは評価できるが、その後の言動は褒められたものではない」

デイベルソンがパウメイラスと交わしている契約期間は、2022年6月まで。今回の件が決定打となり、パウメイラスが同選手と契約を延長する可能性はほぼないとみられる。

◆ デイベルソン

本名:
デイベルソン・ブルン・シウバ・アコスタ
生年月日:
1991年5月8日生まれ(
出身:
ブラジル(リオ・デ・ジャネイロ州リオ・デ・ジャネイロ)
身長:
187cm
ポジション:
フォワード

地元のグレミオ・マンガラチベンシの下部組織から昇格して、2012年にはポルトガルの名門ベンフィカのBチームへ移籍。以降、レバンテやアラベスなどスペインのクラブチームを渡り歩いた。2017年7月からパウメイラス所属しつつ、2020年にはヘタフェ(スペイン)に、同年にはアラベス(スペイン)にレンタル移籍した。

2022.03.21
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