Primera División de Argentinaアルゼンチン１部リーグ

ボカ・ジュニオルスを率いるロドルフォ・マルティン・アルアバレーナ監督が2日、地元ラジオ局の取材に応じた際にウルグアイ代表MFニコラス・ロデイロ獲得を喜ぶコメントを残した。

ウルグアイの名門ナシオナル・モンテビデオなどで監督業を務めた39歳のアルアバレーナ氏は、2014年8月末に低迷するボカを立て直す大役を任されると、就任当時は19位だったチームを最終的に5位まで押し上げるなど監督としての手腕を発揮。この功績が評価されて、今季も引き続きアルゼンチン屈指の人気チームを指揮することが決まっている。

地元のESPNラジオにマイクを向けられたアルアバレーナ監督は、数日前からボカ加入の噂が浮かんでいるウルグアイ代表MFニコラス・ロデイロについて、獲得決定を受けて持論を展開した。

「私の願いが叶ったと思っている。私の考えを理解してもらえたニコラス・ロデイロとは改めて話をしたいね。彼は中盤ならどこでもこなせるが、とりわけ攻撃的な役割で輝くタイプ。ボカにもフィットすることは間違いないと思うし、監督としても彼が加入することによるマイナスはどこにもない」

昨年コリンチャンスに所属していたニコラス・ロデイロは、先のサンパウロ州選手権でも公式戦にも出場。前任のマノ・メネーゼス時代とは打って変わって、今季はチームの戦力として計算されていたともとれる。だがロデイロ自身は過去に「自分がプレイしていることを想像しただけで興奮するくらい、ボカが好き」と発言したこともあり、ロデイロはボカ移籍に前向きとも報じられていた。今回の移籍実現は、ロデイロにとっても悲願であった。