
- Campeonato Descentralizadoペルー1部リーグ

「10番」を与えられたマンコの頭脳プレイ 地元メディアは「驚異的なテクニック」と絶賛
ペルー1部リーグ 2018 前期 第5節 ウニオン・コメルシオ 2-0 ウニベルシターリオ・デポルテス

▲ 34分にボールを蹴る振りをしてボールを後方へトスしたレイモン・マンコ(左)
元ペルー代表DFレイモン・マンコは、ウニオン・コメルシオに入団してからずっと「27番」だったが、先日に番号の調整が行われ、この試合で初めて「10番」を着けて試合に出場。「10番」はそれまでデニルソン・バルガスという19歳の選手の番号だったが、『マンコこそが10番にふさわしい』とする首脳陣の意向が反映された形となった。
10番のマンコは、34分にトリッキーなプレイで観る者を魅了した。ペナルティエリアの手前でセットプレイを得ると、ボールの近くにはマンコとウィリアン・ミンベーラの二人がスタンバイ。すると、先に動いたマンコは得意のフリーキックを蹴る振りを見せつつ、右足をボールに乗せてソフトに後ろへ転がした。マンコがボールに触れた瞬間、壁になっていた選手が一斉に動き出すと、ウィリアン・ミンベーラは左足を振り抜いて地を這うようなシュートを披露。ボールはゴールポストを直撃すると、その跳ね返りをヘレミ・サラスが右足でゴールに押し込んだ。ペルーのポータルサイト「trome」は「ゴールにつながったマンコの驚異的なテクニック」と表現して、マンコを絶賛した。
試合は、後半にも追加点を得たウニオン・コメルシオが勝って、14位から暫定8位に押し上げている。
ペルー1部リーグ 2018 前期 第5節 (2018/06/06) | ||
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ウニオン・コメルシオ | 2-0 | ウニベルシターリオ・デポルテス |
アンヘル・サムーディオ | GK | ラウール・フェルナンデス |
エドゥアルド・ウリーベ ヘレミ・サラス エディ・レンテリーア ヘスス・ラバナル |
DF |
ジュニオール・モラーレス ブライアン・ベラルデ オラシオ・ベニンカーサ ジェルソン・バスケス (アクセル・チャベス) |
アンヘル・オヘーダ ファン・モラーレス ダビ・ディアス (ハイメ・バスケス) レイモン・マンコ ウィリアン・ミンベーラ (ミゲル・カランサ) |
MF |
アルキメデス・フィゲーラ アダン・バルビン ハビエル・ヌーニェス ディエゴ・マニセーロ パウロ・デ・ラ・クルス (ロベルト・シウーチョ) |
ホセ・リベーラ | FW |
サンドロ・モンテシノス (アントニー・オソーリオ) |
ヘレミ・サラス 34 ヘスス・ラバナル 66 |
ゴール | |
ヘレミ・サラス ヘスス・ラバナル |
イエロー カード |
アルキメデス・フィゲーラ アダン・バルビン ロベルト・シウーチョ |
ワルテル・アリスティサーバル | 監督 | ハビエル・チリーノス |
主審: ラモン・イスラエル・ブランコ 会場: エスタディオ・IPD・デ・ヌエバ・カハマルカ (ヌエバ・カハマルカ) |
2018.06.06
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