
- CONMEBOL南米サッカー連盟

2018年の南米年間最優秀選手はアルゼンチン代表MFゴンサーロ・マルティネス
ウルグアイの新聞「エル・パイス」紙が2018年「レイ・デ・アメリカ」(南米年間最優秀選手)を発表

▲ レイ・デ・アメリカを初受賞したアルゼンチン代表MFゴンサーロ・マルティネス
レイ・デ・アメリカは、南米全土の新聞記者、雑誌編集者およびフットボール・ジャーナリストたち計312人による投票で決められるもので、ウルグアイの新聞「El PaÍs」紙が選考している。リーベルの10番として活躍したゴンサーロ・マルティネスは、41%の得票率で文句なしの受賞を果たした。得票数2位のコロンビア代表MFファン・フェルナンド・キンテーロが得票率15%であることからも、ゴンサーロ・マルティネスがぶっちぎりの受賞であったことがよくわかる。
攻撃的ミッドフィルダーであるゴンサーロ・マルティネスは2018年に11ゴールを決めていて、そのうち1ゴールはリベルタドーレスの決勝 2nd.Leg で決めたもの。そしてクラブワールドカップでもゴールを決めたほか、精度の高いパスでいくつものアシストを記録している点も高く評価された。ゴンサーロ・マルティネスは、2019年からアトランタ・ユナイテッド(米国)に活躍の場を移すことになっている。
同賞の今年における得票数トップ3と、歴代受賞者については下表のとおり。
得票数 | 選手名 | 所属クラブ | 国籍 |
---|---|---|---|
130票 | ゴンサーロ・マルティネス | リーベル・プレート | アルゼンチン |
49票 | ファン・フェルナンド・キンテーロ | リーベル・プレート | コロンビア |
40票 | フランコ・アルマーニ | リーベル・プレート | アルゼンチン |
▼ 歴代のレイ・デ・アメリカ受賞者
年 | 選手名 | 所属クラブ | 国籍 |
---|---|---|---|
1971 | トスタン | クルゼイロ | ブラジル |
1972 | テオフィロ・クビージャス | アリアンサ・リマ | ペルー |
1973 | ペレ | サントス | ブラジル |
1974 | エリーアス・フィゲロア | インテルナシオナウ | チリ |
1975 | エリーアス・フィゲロア | インテルナシオナウ | チリ |
1976 | エリーアス・フィゲロア | インテルナシオナウ | チリ |
1977 | ジーコ | フラメンゴ | ブラジル |
1978 | マリオ・ケンペス | バレンシア | アルゼンチン |
1979 | ディエゴ・マラドーナ | アルヘンティノス・ジュニオルス | アルゼンチン |
1980 | ディエゴ・マラドーナ | アルヘンティノス・ジュニオルス | アルゼンチン |
1981 | ジーコ | フラメンゴ | ブラジル |
1982 | ジーコ | フラメンゴ | ブラジル |
1983 | ソクラテス | コリンチャンス | ブラジル |
1984 | エンソ・フランチェスコリ | リーベル・プレート | ウルグアイ |
1985 | フリオ・セサル・ロメーロ | フルミネンセ | パラグアイ |
1986 | アントニオ・アルサメンディ | リーベル・プレート | ウルグアイ |
1987 | カルロス・バルデラマ | デポルティーボ・カリ | コロンビア |
1988 | ルベン・パス | ラシン・クルブ | ウルグアイ |
1989 | ベベット | バスコ・ダ・ガマ | ブラジル |
1990 | ラウール・アマリージャ | オリンピア | パラグアイ |
1991 | オスカル・ルジェーリ | ベレス・サルスフィエール | アルゼンチン |
1992 | ライー | サンパウロ | ブラジル |
1993 | カルロス・バルデラマ | アトレティコ・ジュニオール | コロンビア |
1994 | カフー | サンパウロ | ブラジル |
1995 | エンソ・フランチェスコリ | リーベル・プレート | ウルグアイ |
1996 | ホセ・ルイス・チラベル | ベレス・サルスフィエール | パラグアイ |
1997 | マルセーロ・サラス | リーベル・プレート | チリ |
1998 | マルティン・パレルモ | ボカ・ジュニオルス | アルゼンチン |
1999 | ハビエル・サビオラ | リーベル・プレート | アルゼンチン |
2000 | ホマーリオ | バスコ・ダ・ガマ | ブラジル |
2001 | ファン・ロマン・リケルメ | ボカ・ジュニオルス | アルゼンチン |
2002 | ホセ・カルドーソ | トルーカ | パラグアイ |
2003 | カルロス・テベス | ボカ・ジュニオルス | アルゼンチン |
2004 | カルロス・テベス | ボカ・ジュニオルス | アルゼンチン |
2005 | カルロス・テベス | コリンチャンス | アルゼンチン |
2006 | マティアス・フェルナンデス | コロコロ | チリ |
2007 | サルバドール・カバーニャス | クルブ・アメリカ | パラグアイ |
2008 | ファン・セバスティアン・ベロン | エストゥディアンテス | アルゼンチン |
2009 | ファン・セバスティアン・ベロン | エストゥディアンテス | アルゼンチン |
2010 | アンドレス・ダレッサンドロ | インテルナシオナウ | アルゼンチン |
2011 | ネイマール | サントス | ブラジル |
2012 | ネイマール | サントス | ブラジル |
2013 | ホナウジーニョ・ガウーショ | アトレチコ・ミネイロ | ブラジル |
2014 | テオフィロ・グティエレス | リーベル・プレート | コロンビア |
2015 | カルロス・サンチェス | リーベル・プレート | ウルグアイ |
2016 | ミゲル・アンヘル・ボルハ | アトレティコ・ナシオナル | コロンビア |
2017 | ルアン | グレミオ | ブラジル |
2018 | ゴンサーロ・マルティネス | リーベル・プレート | アルゼンチン |
2018.12.31
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 世界王者の世界王者によるワンサイドゲーム ハットトリックを達成したメッシは代表通算100ゴールも達成国際親善試合
- 後半の開始から出場したアレクシス・サンチェスの“実質”2ゴールでチリが逆転勝利国際親善試合
- 後手を踏んでも二度追いついたメキシコ 逆転勝利はならずもグループ首位通過で準決勝進出一番乗りコンカカフ・ネーションズリーグ 2022-2023
- ワールドカップ後初の親善試合で結果を出せなかった新生セレソン 元新潟のホニはスタメンも無得点国際親善試合
- ニクラス・フュルクルクの2ゴールでドイツが勝利 ペルーは劣勢を跳ね返せないまま次のモロッコ戦へ国際親善試合
- 世界王者の新たな船出 前半こそ決めきれなかったが後半に2点を奪って危なげなく勝利を収める国際親善試合
- アルゼンチン人のディエゴ・コッカ監督による新体制となったメキシコが順当に勝ってベスト4に王手コンカカフ・ネーションズリーグ 2022-2023
- ファンタジスタが再びピッチへ ビジャレアルが記念試合への出場を打診してリケルメ副会長は快諾ビジャレアル創設100周年記念
- Do you speak football? の日本語版が「サッカー本大賞2023」にノミネート! 今すぐ投票しよう!編集長も校閲担当した書籍のご案内
- 事実上の決勝戦となった最終節 終盤にゴールを重ねたブラジルがウルグアイを破って優勝U-20南米選手権 2023
- タタの後任もアルゼンチン人になりそう ビエルサ氏就任濃厚の報道から一転、ディエゴ・コッカ氏就任へメキシコ代表
- 一筋縄ではいかない今年のペルー国内リーグ 開幕戦をボイコットしたクスコFCに不戦敗と罰金刑リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2023
- リーガ1の開幕は2月3日に決定 政情不安は収束しきれておらず当面は無観客試合でスケジュールを消化へリーガ1 (ペルー1部リーグ) 2023
- 早ければ2023年にもトヨタカップが「インターコンチネンタル・スーパーカップ」として復活か?トヨタカップ復活計画