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カカ氏が思う世界最高の現役選手は? メッシ > クリスティアーノ・ロナルド と語る
元ブラジル代表MFカカ氏が語った世界最高の選手と18歳当時の事故など
▲ 現代最高の選手とミネイロンの惨劇について自身の思うところを話した元ブラジル代表MFカカ氏 (※写真は2002年日韓ワールドカップ当時のもの)
まずカカ氏が応えたのは、「アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナルドのどちらが上だと思うか?」という質問。カカ氏はレアル・マドリー(スペイン)時代にクリスティアーノ・ロナルドと4年間チームメイトだった。
「私は現役時代に何人かの驚異的な選手といっしょにサッカーをする機会に恵まれた。その中でもクリスティアーノ・ロナルドは最高の選手だ。…ただ、メッシかな。クリスティアーノ・ロナルドも素晴らしくて、選手としても人としても尊敬しているが、メッシは天才だ。あの純粋な才能とプレイは信じられない次元にある」
「メッシは才能とひらめきが素晴らしい。クリスティアーノ・ロナルドは心身の強靱さと勝利への執念をリスペクトするね。二人とも世界のサッカー史でトップ10に入るほどの選手なのは間違いない。この二人のプレイを観られる時代に生きていることは、本当にラッキーだよ。とくにクリスティアーノとはチームメイトだったし、彼の素晴らしさは間近で観てきたから」
話題は、カカ氏のブラジル代表時代に変わり、2014年に行われた母国開催のワールドカップに代表入りできなかったことにも言及した。
「フェリポン(当時のブラジル代表監督だったルイス・フェリッピ・スコラーリ氏)は私を招集しなかったが、私は代表監督の決定を常に尊重している。呼ばれなかったのは、私の努力が足りなかったからだと認識している」
カカ氏は2014年のワールドカップにブラジル代表として出場できると考えていたし、母国でのワールドカップに出たい願望もあった。だが、同氏にフェリポンから声は掛からなかった。それが幸か不幸かはさておき、ブラジル代表は準決勝のドイツ戦で 1-7 の惨敗を喫し、このときの試合はブラジルにとって「ミネイロンの惨劇」とまで称された。
そんなカカ氏は、18歳の頃にプールで遊んでいて頭部を強打して頸椎を損傷する事故に見舞われている。そのとき救急搬送された病院での医師との会話を再現して、自分はラッキーだったと回顧した。
「プールで遊んでいて頭を打った際に頸椎を骨折してしまった。運ばれた病院で医師から『大丈夫か?』と問われて、『はい、元気です』と返答したのを今でも覚えてるんだ。そのとき私は再びサッカーができるのはいつかと聞いた。すると医師は『ヒカルドは安静にしていてほしい。その質問をするのは時期尚早だ。このような重傷では、満足な歩行も再開できない場合もあるから』とまで言われたんだ。だから極度の近視になったのを除いて目立った運動障害が起きなかったことは幸運だった。私はそのとき自分の事故がいかに危険かを学んだし、ここまで幸せに過ごせていることを神と周囲の人々に感謝している」
カカ氏は、自分のキャリアのピークであったミラン時代にお世話になったイタリアでCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大が深刻な状況にあることを憂慮し、自分にできるサポートを考えている。
◆ カカ
- 本名:
- ヒカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ
- 生年月日:
- 1982年4月22日生まれ(37歳)
- 出身:
- ブラジル(首都ブラジリア)
- 身長:
- 186cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
2001年にサンパウロの下部組織からトップチームに昇格すると、U-20ブラジル代表にも招集されるなどすぐに頭角を現す。2003年にミラン(イタリア)へ移籍すると、獅子奮迅の活躍でセリエA優勝やUEFAチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを獲った。レアル・マドリーを経て再びミランに戻ったが、2014年に退団してオーランド・シティへ移籍。同時にレンタル移籍で戻ったサンパウロでは、ガンソ、アレシャンドレ・パト、アラン・カルデッキの4人で織り成す「クアルテット・マジコ(魔法のカルテット)」が注目を集めた。元ブラジル代表。愛称の「カカ」は、舌っ足らずの幼い弟が「ヒカルド」と正確に発音できず「カカ」と呼んでいたことに由来。
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2020.04.03
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