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35歳の決断 サンパウロやミラン、レアル・マドリーなどで活躍したカカがスパイクを脱ぐ
元ブラジル代表MFカカが現役引退を発表

▲ 35歳での現役引退を決断した元ブラジル代表MFカカ (写真はサンパウロでの最終戦となった2014年12月7日のもの)
カカが現役引退を発表したのは、ブラジルのテレビ局「TV Globo」のインタビュー記事でのこと。そこでカカは「私の最終的な決定は、プロ選手としてのキャリアを終わらせるということ」と明言した。
「慎重に考え、冷静に意志決定をしなければならない時だと感じた。自分が何をしていきたいかを意識して、最近もヨーロッパで何試合か観戦した。高ぶるものがあった。でもそれは私が選手として試合に出たいという感情ではなかった。私はプロ選手としてのキャリアを終えるときが来たのだと確信した」。
MLSのオーランド・シティ退団が発表されてからは古巣サンパウロへの復帰も囁かれていたが、本人が引退を明言したことによりその可能性も潰えた。カカは今後マネージャーやディレクターとして引き続きサッカー界での従事を希望していて、一部報道ではミランの要職に就く可能性もあるとのこと。
◆ カカ
本名:ヒカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ
1982年4月22日生まれ(35歳)
出身:ブラジル(首都ブラジリア)
身長:186cm
ポジション:ミッドフィルダー
2001年にサンパウロの下部組織からトップチームに昇格すると、U-20ブラジル代表にも招集されるなどすぐに頭角を現す。2003年にミラン(イタリア)へ移籍すると、獅子奮迅の活躍でセリエA優勝やUEFAチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを獲った。レアル・マドリーを経て再びミランに戻ったが、2014年に退団してオーランド・シティへ移籍。同時にレンタル移籍で戻ったサンパウロでは、ガンソ、アレシャンドレ・パト、アラン・カルデッキの4人で織り成す「クアルテット・マジコ(魔法のカルテット)」が注目を集めた。元ブラジル代表。愛称の「カカ」は、舌っ足らずの幼い弟が「ヒカルド」と正確に発音できず「カカ」と呼んでいたことに由来。
2017.12.16
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