Copa América 2015コパ・アメリカ 2015

かつてアルゼンチン代表を率いてW杯優勝に導いたセサル・ルイス・メノッティ氏は、今回のコパ・アメリカでアルゼンチン代表の優勝を断言した。

セサル・ルイス・メノッティ氏は1938年生まれの76歳。現役時代はボランチとしてロサリオ・セントラルやボカ、そして晩年はブラジルのサントスなどでもプレイした。1970年に現役を退くと、すぐに監督としてのキャリアをスタートし、アルゼンチン代表やメキシコ代表、ボカ、リーベル、ペニャロールなど国内外で実績を重ねていった。1978年にはアルゼンチン代表を率いてW杯優勝をもたらした名将だ。

メノッティ氏の目にはヘラルド・マルティーノ監督率いるアルゼンチン代表が優秀に映っているようだ。同氏は現在のアルゼンチン代表に熱いエールを送った。

「今のアルゼンチン代表は過去と比較しても最強かもしれない。コパ・アメリカでは試合を重ねるごとに自分たちの課題を修正して成長を続けていて、先日の準決勝でみせたパフォーマンスは素晴らしいものだった」

「チリ代表も素晴らしい選手が揃っていると思うが、それでもアルゼンチンはチーム力で上回っていると思う。決勝では全員のプレイを楽しみにしているが、一人挙げるならばメッシだね」

「チリにはホームのアドバンテージがあるし、アルゼンチンにとってはアウェイだから戦いにくい部分はあるだろう。それでも私は心配していない。アルゼンチンが優勝すると信じている」

メノッティ氏の予想通り、タイトルはアルゼンチンが獲るのか否か。