CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021

アトレチコ・ミネイロに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタが、27日のチーム練習に姿をみせた。ただ、先のリベルタドーレス準決勝（パウメイラスとの1st.Leg）で左足のハムストリングスを痛めた件については、関連情報が出ていない。

ジエゴ・コスタは21日にサンパウロで行われた「パウメイラス vs アトレチコ・ミネイロ」の試合中に、他の選手との接触もなく転倒。左のハムストリングスを両手で押さえてうずくまった同選手は、そのまま試合続行不可能で負傷交代となった。

現地報道では、負傷した翌日にも「復帰まで数ヵ月を要する」といった情報も出ていたが、アトレチコ・ミネイロからの公式発表は行われないまま日付だけが経過。ベロ・オリゾンチで28日に行われる 2nd.Leg を翌日に控えた27日になっても、ジエゴ・コスタの左足に関する情報は出ていない。そのため、同選手が痛めた左のハムストリングスがどのような状態なのかも不明だ。

アトレチコ・ミネイロが27日になってやっと公開した情報は、チーム練習に参加している様子が写った写真一枚だけで、練習の様子を映した動画などは一切公開されず伏せられている。そして、クッカ監督はパウメイラス戦の選手リストを明らかにしておらず、ジエゴ・コスタがリストに入るのか否かも不明にしたままだ。

ジエゴ・コスタをパウメイラス戦で起用するか否かについて、アトレチコ・ミネイロは敵将（パウメイラスのアベル・フェレイラ監督）に知られるのを避けるべく、直前まで情報を伏せておきたい狙いがあるとみられる。

アトレチコ・ミネイロでは他にもワールドカップ南米予選で右太ももを負傷したベネズエラ代表FWジェフェルソン・サバリーノや、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）感染により隔離されているケーノについても、パウメイラス戦で起用するか否かが注目されている。