
- Superliga Argentinaスーペルリーガ・アルヘンティーナ 2017-2018

スタンドから投下された三個の爆発物 試合続行は不可能との判断で20分過ぎに中止決定
スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2017-2018 第22節 アトレティコ・コロン 0-0 (延期) ベレス・サルスフィエール

▲ 15分、至近距離に投下された爆発物の爆発を受けて左耳に手を当てて膝を落とすベレスのGKセサル・リガモンティ
試合は、ガブリエル・エインセ監督率いるベレスが序盤からチャンスメイク。するとキックオフから5分後に、コロンのインチャ(サポーター)で埋まったゴール裏のスタンドから異物が投げ込まれた。ペナルティエリアに落ちた異物は爆発音とともに閃光と煙を発しただけでなく、芝に直径20cmほどの穴を空けるほどのもの。試合を止めて様子を確認した主審やベレスの選手らはスパイクで穴を踏みつけて塞ごうとしたが、穴が塞がりきらなかったため、主審はスタッフに緊急措置を施すように指示。コロンの陣内で試合が進んでいる間に、スタッフがバケツに入れて運んだ砂を穴に埋める一幕まであった。

▲ 20分過ぎでの試合中止が決まり、相手チームの観客による妨害に呆れた表情を浮かべるベレスのガブリエル・エインセ監督
それでも暴挙は続き、20分過ぎにはベレスが自陣でボールを処理したところに同じような爆発物が投げ込まれ、爆発音と煙が発生。この瞬間、主審はホイッスルを鳴らして、試合の中止を決定した。
試合の中止が決まると、ピッチサイドで立っていたガブリエル・エインセ監督は、呆れた表情と仕草でスタンドの奥へと消えていった。
残り68分は後日改めて実施されることになるが、この件を受けてアトレティコ・コロンには何らかのペナルティが科されるだろうと報じられている。
スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2017-2018 第22節 (2018/04/07) | ||
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アトレティコ・コロン | 0-0 延期 |
ベレス・サルスフィエール |
アレハンデル・ドミンゲス | GK | セサル・リガモンティ |
グスターボ・トレード ヘルマン・コンティ ギジェルモ・オルティス ゴンサーロ・エスコバル |
DF |
エルマン・デ・ラ・フエンテ ファビアン・クベーロ ファウスト・グリージョ フランシスコ・オルテガ |
マティアス・フリシエル アドリアン・バスティア トマス・チャンカライ アラン・ルイス マルセーロ・エスティガリービア |
MF |
ニコラス・ドミンゲス サンティアゴ・カセレス アグスティン・ボウサ マウロ・サラテ マティアス・バルガス |
ハビエル・コレーア | FW | ロドリーゴ・サリナス |
ゴール | ||
エドゥアルド・ドミンゲス | 監督 | ガブリエル・エインセ |
主審: アンドレス・メルロス 会場: エスタディオ・ブリガディエール・ヘネラル・エスタニスラオ・ロペス (サンタフェ) |
2018.04.07
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