Liga de fútbol Profesional de Bolivianoボリビア１部リーグ

COVID-19（新型コロナウイルス感染症）により中断しているボリビア1部リーグについて、FBF（ボリビアサッカー連盟）が8月の再開を見据えた計画書をボリビア政府に提出した。

ボリビアでは南米の他国と同様、3月中旬から国内リーグを中断している状況。隣国のパラグアイやペルーなどが次々に国内リーグの再開に向けて動き出しているのを受けて、FBFも右に倣えとばかりに国のスポーツ省と保健省にサッカー界の段階的な緩和を促す計画書を送るに至った。

第一段階では、6月中旬から7月にかけてチームのトレーニングを再開することで、すでにいくつかのチームはトレーニングを再開させている。そして8月には中断している国内リーグを公式に再開させるとの意向が盛り込まれた。言わずもがな、感染症対策の徹底や無観客試合についても言及がなされていて、「我々はフィジカルディスタンス、マスク着用の義務、そしてクラスターを回避するために必要なあらゆる医療的措置を講じることを遵守する」といった文面も明記されている。

2021年のリベルタドーレスとスダメリカーナの出場チームが決まるか否かは南米各国のリーグ戦の遂行に掛かっているため、ボリビアだけでなく各国はそれぞれに国内リーグの再開に向けて知恵を出し合っているところ。だが、WHO（世界保健機関）から「新たなパンデミックの中心地」と指摘された南米大陸では、とりわけブラジルでの感染爆発が顕著で、ブラジルとチリでは全国規模のリーグ実施に関する具体的な策が出ていない状況にある。

FBFが国の政府機関に提出した計画書には、2部やアマチュアリーグなどトップリーグ以外のカテゴリーについても再開するような意見も盛り込まれている。