Campeonato Paulista 2021カンピオナート・パウリスタ 2021

5月14日に行われたカンピオナート・パウリスタの準々決勝。サンパウロ州のブラガンサで行われた「レッドブル・ブラガンチーノ×パウメイラス」は、元アルビレックス新潟のホニのゴールが決勝点となってパウメイラスが準決勝進出を果たした。

パウメイラスは20分にショートコーナーから最後はダニーロが左足でボレーシュートに及んだが、ボールはポストを直撃。対するレッドブル・ブラガンチーノも28分にコーナーキックからクラウジーニョがジャンピングボレーシュートを放ったが、こちらもポストに嫌われた。

後半、パウメイラスは開始直後にセットプレイから波状攻撃に及ぶも、相手の堅守を崩しきれない。すると、煮え切らない状況を危惧したポルトガル人のアベル・フェレイラ監督は、64分に温存していたルイス・アドリアーノとホニを投入。するとこの采配は77分に結実した。センターラインからの縦パスをルイス・アドリアーノがダイレクトでさばいてグスターボ・スカルパがペナルティエリアに達すると、一人を抜いて左足で打ったスカルパのシュートはキーパーに当たってクロスバーを直撃。セカンドボールをホニがダイビングヘッドで無人のゴールに押し込んで、待望の先制点を得た。ブラガンチーノのイレブンはホニのハンドを主張したが認められず、ゴールを決めたホニは得意の側転＆バック宙を披露してゴールの喜びを全身で表現した。

サンパウロ州内でのパンデミックもあって今季は変則的な過密日程となっているカンピオナート・パウリスタ。準決勝は、この日から2日後の5月16日に行われる。

カンピオナート・パウリスタ 2021　準々決勝　（2021/05/14）
レッドブル・ブラガンチーノ	0-1	パウメイラス
クレイトン	GK	ウェベルトン
ファブリッシオ・ブルーノ レオ・オルチス リジェル	DF	マイキ グスターボ・ゴメス ヘナン マティアス・ビニャ （ビクトル・ルイス）
ルーカス・エバンジェリスタ （エリーニョ） ハミーリス （ヒカルド・ヒレル） アデルラン エジマール （ルアン・カンジード） クラウジーニョ	MF	ダニーロ ルーカス・リーマ （マルコス・ホッシャ） （ルアン） ダニーロ・バルボーザ グスターボ・スカルパ
アルトゥール イターロ （ガブリエウ・ノバイス）	FW	ウィリアン （ルイス・アドリアーノ） ウェズレイ （ホニ）
	ゴール	77　ホニ
ルーカス・エバンジェリスタ リジェル	イエロー カード	マティアス・ビニャ
マウリシオ・バルビエーリ	監督	アベル・フェレイラ
主審：　ハファエウ・クラウス 会場：　エスタジオ・ナビ・アビ・シェジー　（ブラガンサ）