
- CONMEBOL Libertadores 2025コンメボル・リベルタドーレス 2025

リベルタドーレス敗退の責任は? フェルナンド・ガーゴ監督の去就についてリケルメ会長らは継続希望
ボカのフェルナンド・ガーゴ監督の解任についてフロントは否定的な見解

▲ リベルタドーレス2回戦でアリアンサ・リマに惜敗して肩を落としたボカ・ジュニオルスのフェルナンド・ガーゴ監督(写真提供:TyC Sports)
ガーゴ監督については、リベルタドーレス2回戦 1st.Leg を 0-1 で落とした日からセネイセ(ボカのサポーター)の間で解任論が上がっていた。アルゼンチンのスポーツ有料チャンネル「TyC Sports」が独自で行ったWebアンケートによれば、「ガーゴ監督はボカを辞任すべきか?」と問いにYesが70%以上に達している。
しかし、国内リーグでは上位につけているガーゴ監督の手腕をボカの首脳陣は肯定的に受け止めていて、ファン・ロマン・リケルメ会長を筆頭とするフロントは、ガーゴ監督の解任を考えていない。また、ガーゴ監督自身もボカの指揮官を辞任する意志はなく、2026年12月まで契約期間が残っている兼ね合いもあり、当面はガーゴ体制が継続される見込みだ。
来年のリベルタドーレス出場をグループリーグからにするためにも、今年のボカには昨年以上の好成績が求められることになる。
◆ フェルナンド・ガーゴ
- 本名:
- フェルナンド・ルベン・ガーゴ
- 生年月日:
- 1986年4月10日生まれ()
- 出身:
- アルゼンチン(シウダデーラ)
- 身長:
- 178cm
- ポジション:
- ボランチ (現役時代)
1991年に6歳でボカ・ジュニオルスの下部組織に入団すると、2004年に18歳でトップチームに昇格して活躍。2007年にはレアル・マドリー(スペイン)に渡って活躍し、2011年にはレンタル移籍でローマ(イタリア)に渡る。2012年には完全移籍でバレンシア(スペイン)に移籍したが、マウリシオ・ペジェグリーノ監督の退任を機に出場機会が減ると、古巣ボカへの復帰を願い出ることに。2013年にボカでなくベレスへ期限付き移籍をすると、同年には古巣ボカへ完全移籍した。ただ、突出した才能がありながらも度重なる負傷で戦線離脱の機会も多く、2019年にはボカと話し合いの上で退団。数カ月の休養を経て、同年には当時ガブリエル・エインセ監督が率いていたベレスに完全移籍で復帰した。2020年11月にベレス・サルスフィエールで現役を退き、2021年1月にアルドシービの監督に就任。しかし成績不振を理由に9月下旬に解任された。同年10月にラシン・クルブの指揮官になると、2022年にはアルゼンチンのチャンピオンズトロフィーとスーペルコパ・インテルナシオナルのタイトルを獲得。だが2023年のリベルタドーレスでは準々決勝でボカに惜敗すると、国内リーグでのクラシコでインデペンディエンテに 0-2 で惜敗したことが監督辞任の決定打になった。2024年にはチーバス・グアダラハラ(メキシコ)で指揮を執ると、同年10月からは古巣ボカの監督に就任。元アルゼンチン代表。
2025.02.26
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