
- Campeonato Carioca 2020カンピオナート・カリオカ 2020

フルミネンセがPK戦を制してリオ杯優勝 年間王者決定戦は再び伝統のクラシコ“Flu-Fla”に
カンピオナート・カリオカ 2020 リオ杯 決勝 フルミネンセ 1-1 (PK:3-2) フラメンゴ

▲ 表彰式でリオ杯のトロフィーを掲げて喜ぶフルミネンセの選手たち
フルミネンセは24分にネネが右サイドから間接フリーキックを上げると、ペナルティエリアで浮いたボールをジウベルトがヘディングで叩きつけたが、ボールはキーパーにキャッチされた。35分には左からの折り返しにネネが左足ボレーで合わせて、相手に当たったルーズボールをイアゴ・フェリッピが右足ボレーで合わせたが、シュートは枠を逸れた。それでも相手より攻撃のテンポが良かったフルミネンセは、37分に先制。左サイドからエジージオが上げたクロスをマルコス・パウロが頭に当てて高く上がったボールを、最後はジウベルトがヘディングでゴールに押し込んだ。

▲ 76分に同点ゴールを決めたブラジル代表FWペドロ(左)が勢い余って体ごとゴールに突っ込む場面
フラメンゴは84分にもゴール前の混戦からこぼれ球をブラジル代表FWブルーノ・エンリーキが左足でシュートに及ぶも、ボールは枠を捉えられない。後半のアディショナルタイムに入ってすぐには、元ブラジル代表MFジエゴがペナルティエリアの手前で右足を振り抜いたが、枠を捉えたボールはキーパーにキャッチされた。対するフルミネンセは終了間際にコーナーキックからチャンスメイクしたが、2本のヘディングシュートはいずれもキーパーによって阻まれた。

▲ 先制ゴールを決めたジウベルト(2番)を抱擁で祝福するマスク姿の控え選手たち
今季のカンピオナート・カリオカは、グアナバーラ杯をフラメンゴが優勝。リオ杯はフルミネンセが獲ったため、年間王者決定戦を開催することになった。この日と同じ対戦カードで、リオ・デ・ジャネイロ伝統のクラシコ“Flu-Fla(フルフラ)”こと「フルミネンセ vs フラメンゴ」がホーム&アウェイで2試合行われる。
カンピオナート・カリオカ 2020 リオ杯 決勝 (2020/07/08) | ||
---|---|---|
フルミネンセ | 1-1 PK 3-2 |
フラメンゴ |
ムリエウ | GK | ジエゴ・アウベス |
ジウベルト (ミシェウ・アラウージョ) ニノ マテウス・フェーハス エジージオ |
DF |
ハフィーニャ ホドリーゴ・カイオ レオ・ペレイラ フィリッピ・ルイス |
ウジソン ドジ イアゴ・フェリッピ (イウリ・リーマ) |
MF |
ウィリアン・アロン ジェルソン (ジエゴ) エベルトン・ヒベイロ (ミシャエウ) ジョルジアン・デ・アラスカエータ (ペドロ) |
ネネ エバニウソン (フェルナンド・パチェーコ) マルコス・パウロ (カイオ・パウリスタ) |
FW |
ブルーノ・エンリーキ (ビチーニョ) ガブリエウ・バルボーザ |
ジウベルト 37 | ゴール | 76 ペドロ |
ネネ ○ ドジ × ウジソン ○ ミシェウ・アラウージョ × フェルナンド・パチェーコ ○ |
PK |
○ ガブリエウ・バルボーザ × ウィリアン・アロン × レオ・ペレイラ ○ ペドロ × ハフィーニャ |
ジウベルト ネネ |
イエロー カード |
ハフィーニャ レオ・ペレイラ フィリッピ・ルイス |
オダイール・エウマン | 監督 | ジョルジ・ジェズス |
主審: ブルーノ・アルレウ・ジ・アラウージョ 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2020.07.08
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