Liga Profesional de Fútbol de AFA 2022リーガ・プロフェシオナル 2022

リーベル・プレートのマルセーロ・ガジャルド監督が2014年から指揮してきたクラブを年愛で去ると発表してから数日が経った16日。今季のホームゲーム最終戦となった「リーベル・プレート vs ロサリオ・セントラル」の試合前に、敵将からのサプライズ演出があった。

試合前にリーベルのベンチ前で立っていたガジャルド監督には、スタンドからも拍手や賛辞が贈られていたが、そこに歩み寄ってきたのはロサリオ・セントラルのカルロス・テベス監督。現役時代は宿敵ボカ・ジュニオルスの象徴的存在であったテベス監督は、ガジャルド監督とは昔からライバル関係にあるものの、この日は別。お互いを尊重し合う両者は抱擁を交わすと、テベス監督はガジャルド監督の耳元で次のようにささやいた。

「あなたは最高です」

そう告げられると、ガジャルド監督はテベス監督の左肩に右手を置いて感謝の意を表した。

この事実が報じられると、長年に渡りスーペルクラシコなどで現役当時のテベス監督から苦汁を舐めさせられてきたリーベルプラテンセ（リーベル・プレートのサポーター）からは、テベス監督に向けて喝采と感謝が贈られた。