Torneo Clausura 2023メキシコ1部リーグ 2023 後期

1月12〜16日に行われたリーガMX（メキシコ1部リーグ）の2023年 後期 第2節。モンテレイで行われた「ティグレスUANL×パチューカ」は、コロンビア代表FWルイス・キニョーネスの２ゴールなどでティグレスUANLが快勝した。

先制したのは敵地に乗り込んだパチューカで、8分にセットプレイでペナルティエリアの右側を上がったアビレス・ウルタードがゴールライン際からクロスを上げると、相手の競ったボールがゴールエリアへ流れたところにいたハビエル・ロペスが、ヘディングでゴールに押し込んだ。ティグレスのイレブンはオフサイドを主張したが、味方のパスによるアシストではなかったため、副審の旗は上がらなかった。

ティグレスは13分にペナルティエリア付近でセットプレイを得たが、元フランス代表FWアンドレ＝ピエール・ジニャックの直接フリーキックはキーパーに弾き出される。それでも31分、ハファエウ・カリオカが左サイドから上げたクロスに、フェルナンド・ゴリアランが頭で合わせて追いついた。

後半、ティグレスUANLは55分に逆転する。ハファエウ・カリオカが最終ラインの裏へ浮き球のパスを出すと、右サイドをオーバーラップしてペナルティエリアに入ったヘスス・ガルサが右足のダイレクトパスをゴール前に供給。ジニャックが右足で合わせてゴールに流し込み、2-1 とした。

ここからはティグレスが主導権を握り、何度もチャンスメイク。58分にはカウンターで最終ラインの裏へ抜け出したジニャックがループシュートを打つも、ボールはわずかに枠を捉えられず。69分にはスルーパスで右サイドを上がったコロンビア代表FWルイス・キニョーネスがドリブルで崩してゴール前に折り返し、最後はジニャックがシュートを決めるもキニョーネスのオフサイドでゴールを取り消された。

それでもティグレスは80分、相手のコーナーキックをクリアしてフェルナンド・ゴリアランがカウンターに転じると、ドリブルで相手陣内に達したゴリアランはフリーで併走していたルイス・キニョーネスへパスを出すも相手にカットされる。ところがルーズボールを相手が処理しきれずにゴリアランがボールを奪い取ると、ゴリアランは再び中央にパス。ペナルティエリアで受けたキニョーネスが左足で冷静にゴールへ流し込んで、3-1 とした。

ダメ押しは87分。前線でボールを奪い取ってジニャックがキーパーと1対1になると、キーパーを引きつけたジニャックはシュートでなく左へのパスを選択。フリーで上がってきたキニョーネスが左足で無人のゴールへボールを流し込んで、勝利を確実にした。

リーガ BBVA Bancomer MX （メキシコ1部リーグ） 2023 後期　第2節　（2023/01/15）
ティグレスUANL	4-1	パチューカ
ナウエル・グスマン	GK	オスカル・ウスターリ
ヘスス・ガルサ （ブラディミール・ロローニャ） イゴール・リチノフスキ サミル・ジ・ソウザ ヘスス・アングーロ	DF	ケビン・アルバレス グスターボ・カブラル  ミゲル・タピアス （ホセ・カスティージョ） マウリシオ・イサイス （フランシスコ・フィゲロア）
ギド・ピサーロ ハファエウ・カリオカ （ファン・ビゴン） フェルナンド・ゴリアラン （フランシスコ・コルドバ）	MF	エリック・サンチェス ルイス・チャベス アビレス・ウルタード  （イスラエル・ルナ） ハビエル・ロペス （イリアン・エルナンデス） ヘスス・エルナンデス （マリオ・イネストローサ ）
ルイス・キニョーネス （ニコラス・ロペス） アンドレ＝ピエール・ジニャック ハビエル・アキーノ	FW	ロベルト・デ・ラ・ローサ
フェルナンド・ゴリアラン　31 アンドレ＝ピエール・ジニャック　55 ルイス・キニョーネス　80 ルイス・キニョーネス　87	ゴール	08　ハビエル・ロペス
ルイス・キニョーネス ハビエル・アキーノ	イエロー カード	ダルウィン・キンターナ （アシスタントコーチ） マウリシオ・イサイス マリオ・イネストローサ
	レッド カード	ダルウィン・キンターナ （アシスタントコーチ）
ディエゴ・コッカ	監督	ホルヘ・アルマーダ
主審：　マルコ・アントニオ・オルティス・ナバ 会場：　エスタディオ・ウニベルシターリオ　（モンテレイ）