パカエンブーへの“出禁” そのときコリンチャーノはどこにいた?
コパ・リベルタドーレス グループリーグ第2節 コリンチャンス 2-0 ミジョナリオス
▲ 会場となったパブリックビューイングは、コリンチャーノのチームカラーである白と黒の衣装で埋め尽くされた
上記に至った過程を補足しておくと、2月20日にボリビアのオルーロで行われたグループリーグ第1節「サン・ホセ・オルーロ×コリンチャンス」の試合で、先制ゴールが生まれた直後にコリンチャーノが興奮。発煙筒や花火に点火して騒いだところ、放たれた花火の一部が観戦に訪れていた地元の少年ケビン・エスパーダさんの顔面を直撃する事故が発生した。その後エスパーダさんは死亡したことが判明。享年14というあまりにも早すぎる死を受けて、その試合後の会見でチッチ監督は「昨年手にした栄誉(リベルタドーレスとFIFAクラブW杯の二冠)をすべて捧げることで少年を生き返らせることができるのであれば、そうしたい」と声を詰まらせた。
▲ 1,000人に迫る多くのサポーターがパブリックビューイングに集結。両手を掲げて大画面に声援を送る
チモン(コリンチャンスの愛称)を応援したいが、パカエンブーには入れない。
一部のコリンチャーノはスタジアムの周辺に集まり、横断幕を広げて声を張り上げていたが、大多数のコリンチャーノは警備の強化されたパカエンブーには近づかないで、街に繰り出した。
サンパウロ市内のパブリックビューイングに集合すると、ビールなどお酒を片手に無観客試合を映す大画面に向かって声援を送り続けていた。
▲ 現場のレポーターを務めた“ミス・コリンチャンス”のアナ・パウラ・ミネラートさん(中央)を囲んでスポーツ観戦に勤しむコリンチャーノたち
当該のパブリックビューイングに集結したコリンチャーノの総数は1,000人弱。キックオフからタイムアップまで大声援は轟き続けたが、前半9分にパオロ・ゲレーロの豪快なボレーシュートが決まった瞬間と、後半2分にアレシャンドレ・パトのゴールが決まったときの会場は、ボルテージの上がり方がとてつもなかったそうだ。
現場には“ミス・コリンチャンス”のアナ・パウラ・ミネラートさんもレポーターとして現場に駆けつけていて、彼女を囲ってお酒を飲みながら声を張り上げるコリンチャーノたちの様子まで併せて報じられた。
その試合は 2-0 でコリンチャンスが勝利。コリンチャーノたちにとって最高の結果がもたらされたことで、「宴」は荒れることなく楽しい空気のまま終了した。
2013.02.28
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