Primera División de Argentinaアルゼンチン１部リーグ

アルゼンチンで最も人気のあるクラブチーム、ボカ・ジュニオルスの本拠地であるラ・ボンボネーラが、2015年に排水管まわりの工事を行うこととなった。これに伴い、ボカは最短でも約3ヶ月間はラ・ボンボネーラを使用できなくなるという。

ラ・ボンボネーラの愛称で親しまれている「エスタディオ・アルベルト・J・アルマンド」は1940年に完成した由緒あるスタジアム。かつてはディエゴ・マラドーナやガブリエル・バティストゥータ、ファン・ロマン・リケルメ、カルロス・テベスなど蒼々たる名手がこのピッチで躍動。アルゼンチンサッカーの長い歴史に燦然と輝く名所のひとつとして有名である。

9月14日に行われた公式戦「ボカ vs ラシン」の試合が豪雨に見舞われ中断に追いこまれたのを受けて、ラ・ボンボネーラの水捌けの悪さが議論となった。そしてボカの首脳陣が会議を行った結果、ピッチの水捌けを向上させるための排水管工事を来年行うこととなったようだ。

ボカのカルロス・アグアス事務局長は次のように説明している。
「ピッチの水捌けを良くする目的で、ピッチの地下にある排水管工事に着手することが決まった。着工は今季終了後で、少なくとも3ヵ月はかかると思う。2015年のシーズン開始当初はラ・ボンボネーラを使用できなくなるから、他のスタジアムを借りてホームゲームを実施することになる」