- Copa do Brasil 2015コパ・ド・ブラジウ 2015
フレッジの膝は軽症も全治は1週間以上か? 当面の代役は39歳のマグノ・アウベス
試合中に左足の足首と膝をひねって試合続行不可能になった元ブラジル代表FWフレッジの容態について
▲ ジャンプの着地で左ひざを痛めて激痛に顔を歪める元ブラジル代表FWフレッジ
フレッジが負傷したのは前半のアディショナルタイムに入ったときで、ペナルティエリアでボールを相手と競った直後にフレッジは着地に失敗。膝関節がずれたような格好になり、激痛に顔を歪めたフレッジはそのままピッチに倒れ込んだ。そのまま立ち上がることができなかったフレッジは担架で運ばれ、後半の開始からは元ガンバ大阪のマグノ・アウベスが投入されることとなった。
試合終了を待たずに病院へ搬送されたフレッジを診断した担当医のアルトゥール・ノゲイラ医師は、同選手の容態について次のように説明した。
「フレッジは左膝と左足首をひねった。レントゲンを撮ったが、深刻な異常はみられなかった。我々としてはなるべく早く回復させるための処理を行っているが、全治について明言するのは難しい。来週の水曜日(2nd.Leg)までに復帰できる可能性もないとは言い切れないが、そこも断言できない。とりあえず今週末は試合に出られないと思う。左膝が腫れているので、現在集中治療を行っている」
前線の支柱を怪我で欠くことになったフルミネンセだが、エドゥアルド・バチスタ監督はさほど悲観していないようだ。その理由として、39歳のFWマグノ・アウベスの存在を挙げている。
「得点力が高くてリーダーシップもあるフレッジを欠くのはチームにとって大きな損失であるが、我々はそれを乗り越えなければならない。後半から投入したマグノ・アウベスはゴールこそなかったものの、精力的に動いていたし、プレイも非常に良かったと思っている。もし来週フレッジを使えないのであれば、マグノ・アウベスに出てもらう可能性はある」
監督からの評価も高いマグノ・アウベスは、週末のブラジレイロン(ブラジル全国選手権)にもスタメンで起用されるかもしれない。
2015.10.22
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