Campeonato Cariocaカンピオナート・カリオカ

4月22〜23日に行われたカンピオナート・カリオカの準決勝。州都リオ・デ・ジャネイロで行われたクラシコ「フルミネンセ×バスコ・ダ・ガマ」は、フルミネンセが快勝した。

グアナバーラ杯とリオ杯が終わり、シーズンの統一王者を決める準決勝は、ホーム＆アウェイでなくマラカナンでの一発勝負。前半、フルミネンセはスピーディーな攻撃で相手ゴールに襲いかかれば、バスコはピッチを広く使って攻撃を組み立てていった。互いに波状攻撃を披露する場面もあったが、互いに堅い守備が光り、0-0 でハーフタイムを迎えた。

均衡が破れたのは後半。フルミネンセは50分にセットプレイを得ると、エクアドル代表MFジュニオール・ソルノーサのフリーキックにヒシャリソンが頭で合わせ、キーパーが両手で弾いたところをヒシャリソンが今度は左足でゴールに沈めて先制した。さらには、55分にペナルティエリアの右側でボールを浮かせて一人を抜いたルーカスが、ゴール前にパスを出してウェウリントン・シウバのゴールをお膳立てし、フルミネンセは2点をリードした。

71分には左からのアーリークロスをレオがヘディングでゴールに流し込み 3-0 としたフルミネンセ。4点目を狙う姿勢をみせて、最後まで攻撃の手を緩めることはなかった。

勝ったフルミネンセは、フラメンゴまたはボタフォゴのどちらかと決勝で相まみえる。

カンピオナート・カリオカ 2017　準決勝　（2017/04/22）
フルミネンセ	3-0	バスコ・ダ・ガマ
ジエゴ・カバリエーリ	GK	マルティン・シルバ
ルーカス ヘナット・シャビス エンリーキ レオ	DF	ジウベルト ホドリーゴ ハファエウ・マルケス エンリーキ （マンガ・エスコバル）
ジェフェルソン・オレフエーラ ウェンデウ （ルーカス・フェルナンデス） ジュニオール・ソルノーサ	MF	ジェアン ドウグラス イアゴ・ピカシュウ （タリス） ネネ ギリェルミ・コスタ
ウェウリントン・シウバ （マルコス・ジュニオール） ペドロ （マルキーニョ） ヒシャリソン	FW	ルイス・ファビアーノ （ワギネル）
ヒシャリソン　50 ウェウリントン・シウバ　55 レオ　71	ゴール
ルーカス	イエロー カード	ジェアン エンリーキ ネネ
	レッド カード	ドウグラス
アベウ・ブラーガ	監督	ミウトン・メンジス
主審：　ホドリーゴ・ヌニス・ジ・サー 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）