Campeonato Carioca 2025カンピオナート・カリオカ 2025

3月8〜9日に行われたカンピオナート・カリオカの準決勝 2nd.Leg。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われたクラシコ「フラメンゴ×バスコ・ダ・ガマ」は、フラメンゴが逆転勝利を収めた。

7分にブラジル代表FWブルーノ・エンリーキのミドルシュートで攻撃の口火を切ったフラメンゴは、14分には今月ブラジル代表に初招集されたウェズレイがペナルティエリアの手前から左足でシュートを打って攻撃のリズムを作った。さらに19分にはウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータが右サイドから上げた低いクロスにウルグアイ代表DFギジェルモ・バレーラが右足で合わせ、枠を捉えたボールはキーパーに阻まれたが決定機を演出した。

しかし先制したのはバスコ。22分、右サイドから元ブラジル代表MFフィリッピ・コウチーニョが上げたフリーキックをファーサイドでルーカス・フレイタスがトラップすると、ルーカス・フレイタスのシュートは空振りしたがルーズボールを25歳のポルトガル人FWヌーノ・モレイラが左足でゴールに流し込んだ。

フラメンゴはほどなくして追いついた。34分、ウルグアイ代表MFニコラス・デ・ラ・クルスからボールを預かったアラスカエータが右足を振り抜くと、相手に当たってペナルティエリアにこぼれたボールをブルーノ・エンリーキが右足でゴールに流し込んだ。

後半、フラメンゴは69分にエクアドル代表MFゴンサーロ・プラタがカウンターからフィニッシュに持ち込むと、キーパーに弾き返されるも相手の中途半端なクリアボールをブラジル代表MFジェルソンが競ってペナルティアーク付近にいたルイス・アラウージョにパス。トラップして前を向いたルイス・アラウージョは相手の寄せを次々に振り切り、左足でゴールに流し込んで逆転した。

バスコは終了間際に決定機を演出したが、決めきれず決勝には進めなかった。

フラメンゴは決勝で宿敵フルミネンセとのクラシコに臨む。

カンピオナート・カリオカ 2025　準決勝 2nd.Leg　（2025/03/08）
フラメンゴ	2-1	バスコ・ダ・ガマ
アグスティン・ロッシ	GK	レオ・ジャルジン
ウェズレイ レオ・オルチス レオ・ペレイラ ギジェルモ・バレーラ （アレックス・サンドロ）	DF	パウロ・エンリーキ （プーマ・ロドリゲス ） ジョアン・ビクトル ルーカス・フレイタス ルーカス・ピトン
エリック・プルガル ニコラス・デ・ラ・クルス （アラン） ジョルジアン・デ・アラスカエータ （ジュニーニョ） ジェルソン （マテウス・ゴンサウベス）	MF	ウーゴ・モウラ パウリーニョ （マテウス・カルバーリョ） フィリッピ・コウチーニョ （ロイデ・アウグスト ）
ゴンサーロ・プラタ ブルーノ・エンリーキ （ルイス・アラウージョ）	FW	ヌーノ・モレイラ  （ディミトリ・パイェ ） パブロ・ベヘッティ  ハイアン （ベンハミン・ガレー ）
ブルーノ・エンリーキ　34 ルイス・アラウージョ　69	ゴール	22　ヌーノ・モレイラ
ウェズレイ	イエロー カード	パウロ・エンリーキ ロイデ・アウグスト
フィリッピ・ルイス	監督	ファービオ・カリーリ
主審：　ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）