
- Campeonato Brasileiro Serie A 2017ブラジル全国選手権 1部 2017

死者まで出た暴動への制裁 サン・ジャヌアーリオの使用禁止措置は180日間に
リオ・デ・ジャネイロの名門バスコ・ダ・ガマのホームスタジアム「エスタジオ・サン・ジャヌアーリオ」に関する措置

▲ 7月8日にエスタジオ・サン・ジャヌアーリオのスタンドで発生した暴動
当該のスタジアムでは、7月8日に行われた「バスコ・ダ・ガマ vs フラメンゴ」の試合終了間際に一部の観客による暴動が発生。スタジアムの施設が一部破壊された他、武装警官といがみ合いになった男性が一人死亡する惨事に発展した。亡くなった男性については武装警官に撃ち殺されたとの情報も流れたが、真相は明らかになっていない。
この暴動を受けて、リオ・デ・ジャネイロの行政とサッカー連盟などが対応を協議した結果、サン・ジャヌアーリオの使用禁止措置に至った。当初は使用禁止期間は6試合分とも報じられていたが、この日裁判官が述べた陳述によれば「サッカーの試合をするための最低条件が整っていない。現状では先のような事件は再び起こりうる」との見解。6試合程度では根本的な解決にならないとの結論に至ったようだ。
180日間使用禁止措置が決定した場合、バスコはホームスタジアムを今年いっぱい使えなくなってしまう。チームの成績への影響とて、決して小さくはないとみられている。
2017.07.19
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