
- Campeonato Paulistaカンピオナート・パウリスタ

決勝点は後半のアディショナルタイム ホドリーゴ・カイオのゴールでサンパウロが逆転勝利
カンピオナート・パウリスタ 2018 第10節 リネンセ 1-2 サンパウロ

▲ 後半のアディショナルタイムに逆転のゴールが決まり、ピッチサイドで歓喜の輪を形成するサンパウロのイレブン
開始直後から互いにチャンスを作り、その都度互いの守備も光った前半。サンパウロは21分にロベール・アルボレーダがコーナーキックに頭で合わせると、ニアサイドからゴールに向かっていたウジソンが右足ボレーで合わせ、キーパーがゴールライン上で弾いたところをウジソンが再度ゴールに押し込もうとした。しかし、二度目のシュートは軸足がバランスを崩していたことも影響して、枠外に逸れてしまった。
試合は、リネンセが37分に先制。ペナルティエリアでボールを持ったムリーロ・エンリーキがフェイントを交えながらペナルティアークの手前まで下がると、すかさず右足を振り抜いてゴール右隅にシュートを決めた。
だがサンパウロはすぐに追いついた。41分、ペナルティエリアの左側でヘイナウドが角度のないところから左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
1-1 で迎えた後半も一進一退の攻防が続く中で、サンパウロは68分にU-23ブラジル代表MFバウジービアがミドルシュートを打ったが、鋭い弾道はわずかに枠を捉えられず。バウジービアはその1分後にもコーナーキックのこぼれ球をシュートに持ち込んだが、ボールはわずかに浮いてしまった。
どちらも追加点を奪えぬまま、後半のアディショナルタイムに突入。引き分けで終わりそうな試合でサンパウロに勝利をもたらしたのは若きブラジル代表のヘディングシュートだった。92分、ホドリーゴ・カイオがコーナーキックに頭で合わせると、ボールはポストに当たってゴールを割った。
▼ 決勝ゴールを決めたホドリーゴ・カイオの試合後インタビュー
「ピッチ外では様々なことを言われているが、我々には強い一体感があり、チームは強くなっている。今日のゴールは我々とサポーター、そしてドリーバウ(監督)のためのものだった。ミッドウィークに予定されているパウメイラスとのクラシコに向けても準備はできているし、これからの3日間でさらに状態を上げていきたい」
カンピオナート・パウリスタ 2018 第10節 (2018/03/04) | ||
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リネンセ | 1-2 | サンパウロ |
ペゴラーリ | GK | ジェアン |
ヘジナウド アダウベルト マテウス・ロペス フェルナンジーニョ |
DF |
エデル・ミリタン ロベール・アルボレーダ ホドリーゴ・カイオ ヘイナウド (エジマール) |
マルコン・シウバ ビレウ ダニエウジーニョ (ジオバンニ) ムリーロ・エンリーキ (エドゥアルド) チアゴ・ウンベルト (カウエ) |
MF |
ウジソン ペトロス マルコス・ギリェルミ (ジエゴ・ソウザ) クリスティアン・クエバ (ネネ) バウジービア |
ウィウソン | FW | ブレーネル |
ムリーロ・エンリーキ 37 | ゴール |
41 ヘイナウド 90+2 ホドリーゴ・カイオ |
ヘジナウド マテウス・ロペス フェルナンジーニョ |
イエロー カード |
ホドリーゴ・カイオ |
マルシオ・フェルナンデス | 監督 | ドリバウ・ジュニオール |
主審: ビニシウス・ゴンサウベス・ジアス・アラウージョ 会場: エスタジオ・ジウベルト・シケイラ・ロペス (リンス) |
2018.03.04
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