- Campeonato Brasileiro Serie A 2018ブラジル全国選手権 1部 2018
今季未勝利だったシャペコエンセ 終了間際に三度勝ち越して首位フラメンゴを破る金星
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第5節 シャペコエンセ 3-2 フラメンゴ
▲ 22分に先制のゴールを決めた元アルゼンチン代表MFエクトル・カンテロス(左)に駆け寄る元Jリーガーのアポジ(右)
ここまで3分1敗と今季未勝利のシャペコエンセは、立ち上がりから積極的に攻めて決定機を作った。一方、フラメンゴはコンディションの戻ったペルー代表FWパオロ・ゲレーロがスタメンで出場し、謹慎前と遜色ないプレイをみせた。
先制したのはシャペコエンセで、22分に元アルゼンチン代表MFエクトル・カンテロスのスルーパスで右サイドを上がったアポジがゴールライン際からボールを折り返すと、カンテロスが右足で合わせてゴールに沈めた。シャペコエンセはその後も軽快な攻撃で何度もチャンスを作り、相手の攻撃に対しては柔軟な守備で対応していた。
後半は点の取り合いに。まずは48分、ペルー代表DFミゲル・トラウコのクロスでファーサイドへ流れたパオロ・ゲレーロが角度のないところからヘディングシュートを決めて、ペルー代表コンビによるゴールでフラメンゴが同点とした。だがシャペコエンセは65分にドリブル突破をしたギリェルミが、ペナルティエリアでジョナスに肩を引っ張られると、ギリェルミが主張したアピールに呼応して主審はPKを指示。このPKをギリェルミが自ら決めて、再びリードを得た。
首位に立つフラメンゴは77分、ミゲル・トラウコのアーリークロスをU-17ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールがジャンピングボレーでゴールに流し込み、2-2 とした。だが試合はここで終わらず、後半のアディショナルタイムに入ってすぐにレアンドロ・ペレイラが右からのクロスに合わせたシュートが、キーパーの手を弾いてゴールに決まった。
勝ったシャペコエンセは降格圏から13位に押し上げた一方、フラメンゴは敗れたものの首位の座をかろうじて守っている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第5節 (2018/05/13) | ||
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シャペコエンセ | 3-2 | フラメンゴ |
ジャンドレイ | GK | セーザル |
アポジ (ブルーノ・シウバ) ハファエウ・チエーリ ドウグラス ブルーノ・パシェーコ |
DF |
パラ (エンリーキ・ドウラード) レオ・ドゥアルチ ファン ミゲル・トラウコ |
アマラウ マルシオ・アラウージョ エクトル・カンテロス (ネネン) |
MF |
ジョナス ホジネイ ジェアン・ルーカス (ビニシウス・ジュニオール) ジエゴ マルロス (グスターボ・クエージャル) |
ギリェルミ (エドゥアルド) レアンドロ・ペレイラ アルトゥール |
FW | パオロ・ゲレーロ |
エクトル・カンテロス 22 (PK) ギリェルミ 68 レアンドロ・ペレイラ 90 |
ゴール |
48 パオロ・ゲレーロ 77 ビニシウス・ジュニオール |
ドウグラス ハファエウ・チエーリ |
イエロー カード |
レオ・ドゥアルチ マルロス ジョナス |
ジウソン・クレイナ | 監督 | マウリシオ・バルビエーリ |
主審: レアンドロ・ペドロ・ブアーデン 会場: アレーナ・コンダー (シャペコー) |
2018.05.13
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