
- Campeonato Brasileiro Serie A 2018ブラジル全国選手権 1部 2018

ほぼ互角の攻防を制したグレミオが3位に浮上 先制点を演出したルアンのスルーパスが冴える
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第19節 コリンチャンス 0-1 グレミオ

▲ 54分にこの試合唯一のゴールを決めたエベルトン
コリンチャンスはキックオフ直後に得たコーナーキックでダニーロ・アベラルがヘディングシュートを打ったが、キーパーに両手で弾き出された。一方、立ち上がりのピンチを脱したグレミオはその後立て続けに決定機を演出し、24分にはセットプレイからこぼれ球をジャイウソンが左足でゴールに沈めたが、直前にアルゼンチン代表DFワルテル・カンネマンがオフサイドをとられてノーゴールになった。
前半だけでも多くのチャンスを作ったグレミオは、後半の早い時間帯にカウンターから先制。54分、相手陣内をドリブルで進んだルアンが最終ラインの裏へピンポイントのスルーパスを出すと、スピードを上げてボールに追いついたエベルトンが、体を倒して阻もうとしたキーパーの目前でボールを軽く浮かせてゴールへと転がした。
コリンチャンスは58分に中盤から押し上げたガブリエウがペナルティエリアでダイレクトシュートを打つと、マークについていたワルテル・カンネマンの左肘にボールが当たった。ガブリエウは第4審判にワルテル・カンネマンのハンドとPKを主張したが、コリンチャンスにPKは与えられなかった。
スタッツなど数字上はほぼ互角の内容だったが、決定力の差で敗れたコリンチャンスは7位のまま。一方勝ったグレミオは暫定3位に押し上げた。
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第19節 (2018/08/18) | ||
---|---|---|
コリンチャンス | 0-1 | グレミオ |
ワウテル | GK | セサル・リガモンティ |
ファギネル ペドロ・エンリーキ エンリーキ ダニーロ・アベラル |
DF |
レオナルド ペドロ・ジェロメウ ワルテル・カンネマン ブルーノ・コルテス |
ガブリエウ ハウフィ (マテウス・ビタウ) アラオス ジャジソン (ジョナタス) ペドリーニョ (エメルソン) |
MF |
ジャイウソン シッセロ ハミーロ (アリソン) |
アンヘル・ロメーロ | FW |
ルアン ジャエウ (タシアーノ) エベルトン (ペペ) |
ゴール | 54 エベルトン | |
ファギネル | イエロー カード |
ブルーノ・コルテス |
オズマール・ロス | 監督 | ヘナット・ガウーショ |
主審: ワギネル・ヘワイ 会場: アレーナ・コリンチャンス (サンパウロ) |
2018.08.18
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 古巣サントスで躍動中のネイマールが久々に代表復帰を果たす 初招集はフラメンゴの21歳ウェズレイブラジル代表
- 麻雀との二刀流を続ける田島翔がブラジルと日本の架け橋に 現役を続けながらダイレクターも兼任へブラジル関連情報
- 他会場の結果は関係なし 終了間際のゴールで勝ちきったボタフォゴが29年ぶり2度目の優勝を果たすカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 今シーズンは苦しんだ昨年の南米王者 最終節でパウメイラスを相手に競り勝ち自力で残留決定カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- アトレチコ・ミネイロが残留 “ルチョ”ことルイス・ゴンサーレス監督率いる名門は失意の2部降格カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- レッドブル・ブラガンチーノの粘りで残留争いは熾烈に 降格の恐れが最も高いのは前年の南米王者か?カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア人選手のゴールで接戦を制したフルミネンセ それでもまだ残されているセリエB降格の危機カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部