- Campeonato Cariocaカンピオナート・カリオカ
好調のネネが得意の左足で2ゴール クラシコで完敗のボタフォゴは試合後にバレンチン監督を解任
カンピオナート・カリオカ 2020 グアナバーラ杯 第6節 フルミネンセ 3-0 ボタフォゴ
▲ ゴールパフォーマンスの一環でテレビカメラに向かってポーズをとるネネ
ボタフォゴは6分にダニーロ・バルセロスがペナルティエリアの手前から左足で直接フリーキックを放ったが、ボールはクロスバーを直撃。するとピンチを切り抜けたフルミネンセは、9分に右サイドをオーバーラップしたジウベルトのクロスを、ネネが左足のハーフボレーでゴール右隅に突き刺して先制した。続けて19分には、ネネがペナルティアーク付近から左足でゴール右隅に低いシュートを決めてリードを広げた。
フルミネンセは前半のうちに畳みかけた。37分、マルコス・パウロのスルーパスで左サイドからペナルティエリアへ上がったエジージオがゴール前に折り返したボールを、ウェウリントン・シウバが右足で合わせて 3-0 とした。
42分にはスルーパスで最終ラインの裏へ抜け出したエバニウソンがペナルティエリアでキーパーをも抜いてゴールネットを揺らしたが、スルーパスに反応した時点でオフサイドだったことが判明して、このゴールは取り消された。
▲ この試合をスタンドから観戦した本田圭佑
後半も主導権を握ったフルミネンセは、54分にネネのパスでペナルティエリアに入ったウェウリントン・シウバが右足でシュートを打ったが、ボールはキーパーが残した左足に当ててかろうじて枠の外へ。その後も果敢に4点目を狙って攻めるフルミネンセに対し、ボタフォゴは選手交代の成果も薄く勝算はなきに等しい内容だった。その様子を、本田圭佑はマラカナンのスタンドから見守っていて、本田が観戦している様子はしばしば現地のテレビカメラもフォーカスしていた。
なお、この結果を受けてボタフォゴはアウベルト・バレンチン監督の解任を決定。監督の交代は、本田圭佑の起用にも少なからず影響を及ぼしそうだ。
カンピオナート・カリオカ 2020 グアナバーラ杯 第6節 (2020/02/09) | ||
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フルミネンセ | 3-0 | ボタフォゴ |
ムリエウ | GK | ガティート・フェルナンデス |
ジウベルト ルッカス・クラーロ ジゴン エジージオ |
DF |
フェデリコ・バランデグイ (チアギーニョ) マルセーロ・ベネベヌート ジョエル・カルリ ダニーロ・バルセロス |
エンリーキ イウリ・リーマ (フェルナンド・パシェーコ) ネネ (ガンソ) |
MF |
カイオ・アレシャンドレ (アレックス・サンターナ) シッセロ (イーゴル・カッシオ) ブルーノ・ナザーリオ |
ウェウリントン・シウバ (カイオ・パウリスタ) エバニウソン マルコス・パウロ |
FW |
ワルレイ ペドロ・ハウー ルイス・エンリーキ |
ネネ 09 ネネ 19 ウェウリントン・シウバ 37 |
ゴール |
|
イエロー カード |
イーゴル・カッシオ | |
オダイール・エウマン | 監督 | アウベルト・バレンチン |
主審: ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2020.02.09
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