
- Campeonato Paulista 2020カンピオナート・パウリスタ 2020

元アルゼンチン代表FWボセーリが負傷退場も… 勝ったコリンチャンスは瀬戸際の準々決勝進出
カンピオナート・パウリスタ 2020 第12節 オエスチ 0-2 コリンチャンス

▲ 前半のアディショナルタイムに先制ゴールを決めたダニーロ・アベラル
序盤はオエスチがチャンスメイクし、6分にブルーノ・パライーバがペナルティエリアの手前から右足でシュートを打つと、その1分後にはカウンターでペナルティエリアの右側を上がったマジーニョがゴール前に折り返したボールが相手に当たってゴールへと軌道を変えたが、ここはキーパーが体に当てて外に弾き出した。17分には右サイドをオーバーラップしたエデル・シオーラがペナルティエリアに入って右足を振り抜いたが、枠を捉えたシュートはキーパーが左手に当ててファーサイドへ押し出した。さらに42分にはマルロンが右足でミドルシュートを打ったが、ボールはクロスバーをかすめて枠を逸れた。
一方、勝てなければ敗退が決まってしまうコリンチャンスは、39分に相手との交錯で顔に裂傷を患った元アルゼンチン代表FWマウロ・ボセーリが負傷交代するアクシデントに見舞われる。それでも前半のアディショナルタイムにセットプレイを得ると、ブラジル代表FWルアンの間接フリーキックにダニーロ・アベラルが頭で合わせて先制した。
後半、オエスチは62分にマテウス・オリベイラのラストパスにマルロンが右足で合わせてゴールネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴールになった。すると80分に、ブラジル代表DFファギネルをドリブルで振り切ろうとしたマルロンが、左腕でファギネルの顔面を突いてしまい、2枚目のイエローカードを受けたマルロンは退場処分になった。
対するコリンチャンスは、90分にエデルソンが右足でロングシュートを決めて、勝利を決定づけた。
試合後、ロングシュートを決めたエデルソンは、「今回は成功する機会をいただき、結果を出せた。コリンチャンスの一員として試合に出てゴールも決められて、とても幸せだ。今日楽しめたことを神に感謝する」と振り返った。
最終節でギリギリ準々決勝進出の権利を得たコリンチャンスは、レッドブル・ブラガンチーノと準々決勝で対戦する。
カンピオナート・パウリスタ 2020 第12節 (2020/07/26) | ||
---|---|---|
オエスチ | 0-2 | コリンチャンス |
グラウコ | GK | カッシオ |
エデル・シオーラ ヘナン・フォンセカ シジマール グスターボ・サロモン (ジ・パウラ) |
DF |
ファギネル ジウ ダニーロ・アベラル カルロス・アウグスト |
ベチーニョ マテウス・オリベイラ (カウア・ジェズス) マジーニョ (チッチ) |
MF |
ガブリエウ カマーショ (エデルソン) ハミーロ (シジクレイ) ルアン (ダボー) |
マルロン ブルーノ・ロペス (ウェウリトン) ブルーノ・パライーバ (ブルーノ・ゴンサウベス) |
FW |
エベラウド (ジャンデルソン) マウロ・ボセーリ (マテウス・ビタウ) |
ゴール |
45+2 ダニーロ・アベラル 90 エデルソン |
|
マルロン | イエロー カード |
ダニーロ・アベラル |
マルロン | レッド カード |
|
ヘナン・フレイタス | 監督 | チアゴ・ヌーニス |
主審: ルイス・フラービオ・ジ・オリベイラ 会場: アレーナ・バルエーリ (バルエーリ) |
2020.07.26
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